■試作
なんと家人は今日も歩いて通勤すると言う。それなら、自分は朝一でセカンドオフィスへ向かうことにした。子供からの連絡があるまでのこの時間帯は、何事にも代えがたくなっている。
本を読んだり、うとうとしたり、何も考えずに風景を眺めたりといい時間である。朝一は混んでいないので、いい席が確保できる。
子供を送って行った足で買い物をする。今日の昼は、カレーラーメンに決めていた。暑いけど、暑い時に熱いのを食べるのもいい。それと、ギョウザに挑戦である。先日第七ギョウザを食べたのがきっかけである。まあ、第五ぐらいまでいけばいいかな。
問題は皮である。調べてないが、皮の配合は決まっているのだろう。しかし、今日は試作なので、ラーメン生地で皮を作ることにした。具は、キャベツのみじん切りに肉とコーンを入れて、にんにく、しょうが、醤油で味を付けて混ぜ合わせる。
このラーメン生地はなかなか伸びてくれないので分厚くなってしまうし、数も取れない。
それでも8個分作った。形はひどいが問題は味である。
カレーラーメンの麺はギョウザを抜いた時の抜きカスを適当に切って使った。
ラーメンは実績があるので、まあまあであった。問題はギョウザである。かなり大きくなってしまった。しょうゆで食べる。ん~。第三ぐらいである。でも、それなりに食べることができたね。まだ、4個あるので、次はギョウザラーメンになろうか。
ここで皮の配合を調べて見ると、やはり違っている。当然か。しかし、その配合では作らないことにする。ラーメンの生地で作ることに意味があるのである。皮の伸ばし方も、抜く方法ではなく、小さく丸めてから伸ばし棒で拡げている。これなら可能かも。
ゆくゆくは、第八ギョウザまで進化したいね。
食後はマストの昼寝。いつも聞いているNHK-FMが昔のいい歌を特集していたので、スマホからイヤホンを付けながら聞いてなごなる。
予定外であったが、今回で手打ちラーメンが無くなったので、新しく打つことにした。
家人を迎えに行く前に公園に向い歩く。
エゴノキが実を下げていたが、珍しいモノではないので、スルーする。タブノキも実を付けている。これも珍しいものではないが、とりあえず撮る。
切り株に花が咲いたようにキノコが生えていた。
■「マタギ」(田中康弘著、山と渓谷社、2021年)を読む。(その1)
「そのうえでマタギの特殊性とは何かと問われればセルフプロデュース力だと思うのだ。」
「マタギにとっては1日40キロなんて日帰りの距離っすべ」
「ある人は旅館業であり、ある人は工場勤めであり、またある人は公務員なのである。」
「マタギ勘定~体調が悪く猟に参加できなかった仲間にも同量の肉を届ける。」
「自分たちが何者かを確認するために獲物を求めて山に入るのである。」
「一杯のコーヒーを飲みながら、何もしないでのんびりするのもアリだ。」
「このジムニーという車、酷道でも楽に走れるパワーや小回りが利く機動性~マタギ御用達車である。」
「いや雪山は本当に面白い。」
「自分で獲った獲物は自分でさばいて料理する。」
「~熊は決まった場所に糞をするもんなんです。」
「青酸カリで死んだ魚を食べても大丈夫なのかと心配になるが内臓を取り除きさえすれば問題ないらしい。」
「毒として使用するのは山椒も葉と根、それに胡桃の実とよもぎの葉を混ぜ合わせたもの。」
「~マタギは伝承者なのだ。」
「マイタケは常に決まった場所におりる(生えるのではなく、おりると言うらしい)ものらしく、ミズナラの木がその目標になる。」
「燃料とする枝は落ちているものを集めてはいけない。」