新興

■新興

 今日もありがたいことに予定がない。朝はダラダラとしていたのに加えゴミ出しもあり、1時間ほど遅く出る。日陰は肌寒く感じられるので陽射しを求めて左右歩き分ける。この場合、南北というべきなのか。

 セカンドオフィスに到着してまもなく常連さんが2名来店された。こっちから水を向けたのが、いつも来ておられた、足の悪い奥さんと旦那さんである。開店前に並び、コーヒーのLサイズを半分づつ注文している。声が大きいので目立つ。そのご夫婦が最近見えられない。常連さんは知っていた。旦那さんの方が2カ月前に亡くなられたということであった。平日の午前中はほぼ高齢者である。自然に顔が変わっていくのも自然なのだろう。

 天気は曇りであったが、雨は降らない予報なので、環水公園を歩くことにした。

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 久しぶりである。日鳥連に加入していたときは毎月来ていた。そこで、まず野鳥小屋へ向かう。

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 中に入って貼ってある書面を確認したら、やはり支部長が変わっていた。

 ここから、富岩運河に沿って歩く。ここは、幾つもの橋が渡っているので、途中で引き返すことも可能である。

 いつもの場所にオオバンが群れていた。

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 曇り空が一転晴れになった。風が強めでいい気持である。

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 サクラの花が咲いている。10月なので10月サクラだろうか?

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 ここまで来てしまったので、ここから向こう岸へ渡る。

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 今の季節、クロガネモチの赤い実が目立っている。

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 駅へ戻って来たら、ちょうどお昼過ぎであったので、240円で天ぷらうどんを食べる。これで、十分お腹がいっぱいになる。

 歩いて帰宅してから、クルミを処理する。買ってくれる人はいないだろうか。

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 ラーメンを打たなければならないと思いながらなご成っていたら忘れてしまった。

 冷蔵庫に梨がある。この品種は新興という。市場にはまず出回らない。噂では花粉を採るために栽培していると聞いたこともある。

 呉羽地方の梨といえば、幸水豊水はメジャーであり、その後、あきづき、新高(にいたか)と続く。普通はこの辺まで周知されている。ところが、5品種目に新興があるのである。

 幸水は甘さが一番であるが、日持ちしない。豊水は、若干酸味がある。あきづきは上品な甘さであるが、流動数が少ない。新高はジャリジャリ感が特徴であり、日持ちする。そして、幻の梨とも思える新興を食す。

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 新興の特徴は、形が悪いことである。小さいのもあるが、これは大きい方である。

 どの梨の味とも違う。食べた後は、梨だ!と思った。もう11月になろうというのに梨が味わえる。いい年である。

 その後、実家の庭木の剪定作業を行う。もうクタクタである。

 郵便が届いていた。年金に税金が課されるという内容であった。実質、減額である。まあ、これらは、織り込み済みである。次は、どんな手で、国民負担額を上げるのだろうか。

 休憩を兼ねて、近くのコーヒーショップで休憩である。最近、日が暮れるのが早い。

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 暗くなったので帰宅する。歩数は、2万9千歩であった。なかなか、3万の壁は厚いね。