■熟睡
今日もいい天気である。朝から階下が慌ただしい。子供が今日から出勤ということでざわざわしている。出かけるまで部屋でくつろぐ。
いつものように、朝食を作り食べてから、出かける。家人は休みであった。
いつものセカンドオフィスへ向かう。途中公園を通る。今の時期サクラが満開である。
ここで思い出した、次の朝ドラは牧野富太郎の話ということであった。これは、毎日見なければならないなあ。ノダフジとヤマフジの巻き方の話があればいいが、この一点だけ確認したいと考えている。
目の前にはソメイヨシノが咲いている。ここで、自分に問題を出す。どうしてこれがソメイヨシノなのか、ということである。昔、どこかの観察会で似たような質問をしたら、こんな形がこうなんだという、なんとも笑い出したくなる解説であった。
しかし、今の自分に説明できるだろうか。まあ、いつもの自分の確認方法を整理して見よう。
自分はこのような木を見ると、まずは、サクラかウメかを区別するために、花柄の長さを見る。長いのがサクラである。次いで、花びらの数を見る。一重、八重、キクと三種あるので、一重の場合だと限られてくる。次いで、色である、白か、赤かである。
その次に、葉と同時に出ているか、花が先かを確認する。葉と同時に出るのは、ヤマザクラ系である。枝垂れているかどうかも確認点になる。
最後に、ガクトウの形を確認する、真っ直ぐか、丸っこいかである。毛のあるなしも確認できればする。
その結果、これは、ソメイヨシノだと判断する。もっと、効率のいい確認方法はあると思うが、浅学のため、他の方に委ねたい。
図書館へ向かう。何だか違和感があったので、寄って見た。以前あった、ふ屋さんが撤退したようだ。一度は入って見たかったが、なかなか高価で入ることはできなかった。次の店は、知っている店である。コーヒーが200円代だったら、常連になるかも知れないね。
図書館へ寄ったついでに寄るのは、喫茶店に変更しようかと考えている。
今日は土曜日で静かであった。いつもの常連さんが2名来店された。この店は、フレンドリーである。音楽もいい。本を読んでいたが、眠くなって、完全に熟睡してしまい、常連さんが帰られたことは分からなかった。
実は、椅子に座って熟睡するのは、特技だと考えている。これは、現役時代に習得した。退職する数カ月前に、薬を飲んでいたが、これが眠たくなるので、自然眠ってしまったようだ。課員が、役員に告げ口したことも何度かある。まあ、こっちはもうすぐやめるのであるからさもありなんであった。
なんと、冷たいお茶も出していただいた。コーヒー一杯で粘る有り難くない自分のような客には過ぎたサービスであるが、有り難かったね~。
時間になったので、帰路に着く。空を見上げると月が出ていた。ここから、口ずさむ歌は、炭坑節になった。
枝垂れ桜である、八重であった。
庭の花も盛んである。これは、あまり自信はないがニワザクラではなかろうか。実物を見るのは初めてである。
帰宅後、一服して、ラジルラジルで昼の歌番組を聞く。今日も良かったね。
プレイバック60年代でも、土曜日なので68年からになっているのか、ほとんど知っているのだった。歌謡曲、グループサウンズ、フォーク、映画音楽、アニメなど多彩である。どれも良かったが、ゲバゲバ90分のテーマソングが掛かった時は、破顔しっぱなしであった。
■「いただきますの山」(束元理恵著、ぞうさん出版、2022年)を読む。(その1)
「自然の中に身を置いていると、自分が自分らしく伸び伸びとできる不思議さがあった。」
「~“暮らす手段”として猟をしたい。」
「身近な虫たちは“安心感がある味”がした。」
「また、使い終わったら丁寧に洗って拭き、油を塗ってからしまい~」
「私たちも美味しい肉を食べるために漁師をしているんだよ。」
「~“殺すのであれば食べる”というポリシーで猟をしているそうだ。」
「皆が疑問に持ちながらも、為す術がないのが現状なのだ・・・・。」
「規格外のキャベツは流通に乗せられずトラクターで潰され廃棄されていく・・・・。」
「カエルの中には、ヒキガエルのように外敵から身を守るために毒を持つ種もいるそうだ。」
「~袋を持ち歩くようになっていた。」
「カエルとヘビの唐揚げができ上がった。」
「里山には食べられる野草がどこにでもある。」
「~ツクツクボウシ、ヒグラシ、アブラゼミを獲って食べた。幼虫も美味しいのだが、成虫ももれなく美味しい。」
「~身近で重要な私のたんぱく源になっている。」