きのこの山

きのこの山

 今日の予定は、竹を伐採させてもらった家にお礼のお菓子を買うことである。朝は、いつも通りにセカンドオフィスに向かう。雨は降ってない。

 目の前に月が出ている。

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 今日のお昼は何にしようかと考えながらコーヒーを飲んでいたが、異変を感じた。下膳用カウンターに煙が上がっている灰皿が置かれた。ここの店は、分煙なので喫煙室がある。直ぐ前の座席なので煙がうざい。

 気分を取り直して、スマホで接種証明を出した。昨晩は混んでいて出来なかったが今朝は出来た。これで、証明を求められてもすんなり出来そうである。

 常連さんが2名来店された。地図の話で盛り上がった。スマホ依存度を下げなければならないという話から、昔はNAVI無しで車を運転していたことに繋がり、地図の話になったのである。
 お菓子を買いに駅方面へ向かう。県内なので難しい。いいのはあったので箱入りとバラ2個を注文してから、賞味期限を聞いたら、今日中ということで箱はキャンセルせざるを得なかった。バラは自費で買った。

 次の機会にしようと自宅まで歩いている途中で、知人のTさんからランチのお誘いがあった。これはいい。昼は決まっていなかった。

 歩きながら途中でピックアップしていただいて店に入る。400円以下のランチということであったが、ライスを付けると700円代になる。

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 自分はこの店のプラチナカードを持っていたので、5%引きになった。

 知人のTさんは時間があるというので、どこへ行こうかと打ち合わせし、きのこの山へ行こうと決まった。

 車を走らせて山に着く。念のために長靴にした。林道を歩く知人のTさんである。

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 一番上からの景色である。

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 さっそく、ヒラタケが2株見つかった。

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 まだ、探しながら歩いている自分である。

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 流石に雪は消えていない。

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 遠くの木にキノコらしいのを発見したら取ることはできない。

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 下山して林道を歩いていると、ミヤマフユイチゴが成っていた。摘まんだが、うまい。

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 きのこは少なかったが、見つかって良かった。

■「森と樹木の秘密の生活」(オラヴィ・フイカリ著、創元社、2021年)を読む。

「樹木の優れた特性として、基本的な組織をつくっている細胞にはどんな組織にもなれる全能性があり~」

「樹齢100年のブナ~18kgの二酸化炭素を取り込み、12kgのブドウ糖と13kgの酸素を生成する。」

「~樹木は、浴びた光のエネルギーの約1000分の1だけ蓄えて生きている。」

「すべての生命活動を支える電気化学的エネルギーは、葉緑体チラコイドの光分解によって生成される。」

「樹木は土中から窒素をアンモニウムとして吸収し~」

「~樹液~カラマツでは時速10cm、トネリコでは時速100cm~」

「生きた放射組織は、樹冠内部の木部と師部を結び、養分や樹脂、油などの生成物を中心に木部に貯蔵したり取り出したりする~」

「~ウサギが木の若葉をむしゃむしゃ食べると~樹木が、ウサギの嫌がる臭いの化学物質を分泌し始める。」

「フィトクロムが施錠する・・・エネルギーの流れの変化、細胞からの水分排出、光合成の停止、フィトクロムが開錠を許可・・・日長閾値、茎の温度、積算温度」

「~窒素や酸素などの安定した分子は、赤外線を吸収しないので温暖化には関係しない。一方、大気中の二酸化炭素やメタンは赤外線を吸収しやすい~」