避暑

■避暑

 今日もおかげさまで予定はなかった。朝はなんだかんだと遅くなり、家人といっしょに朝食をとる。家人は、家庭菜園のトマトをもいできた。まだ、青いのもあったが、切られて朝食に並べられた。大玉は、甘いね。そのため、現在、採れるのはない。

 遅くなったが、パソコンを引っ提げて、セカンドオフィスに向かう。日陰を狙って歩いていた。もうすぐ、店につくというところでLINEが入る。日陰で確認すると、知人のTさんからの登山とランチのお誘いである。まだ、8時過ぎである。いつもは、11時近くに連絡が入るが、今日は朝であった。記憶の範囲では初めてではなかろうか。

 ここで回れ右をしてピックアップ場所のコンビニまで戻る。これが、一度目の驚きであった。

 ピックアップしてもらって車の中で山へ行くという。今日は37℃ぐらいまで気温が上がると報道されている。避暑なのだそうだ。確かに理屈は合っている。標高が上がれば気温が下がる。木陰では風が吹けば寒いくらいになる。

 当然、車で上の登山口まで行くのかと思いきや、下の登山口に停車される。駐車場はほぼ満車状態であった。下から歩きたいと聞いた。これが、二度目の驚きであった。 

 県道沿いの駐車場である。ここから歩く。

 もう登山の意欲十分な知人のTさんであった。

 今回は近道で登った。おなじみの分岐標識である。

 ここを快適に歩く知人のさんであった。

 上の登山口に付いた。自分は、この時点で汗だくである。

 確かに日陰は涼しいね。風もたまに吹いてくれた。しばらく、佇む。今回は、登頂しないで戻ることにした。

 オカトラノオが群生していた。

 いい汗もかいたので、ランチである。やはり、ドリンクバーのある店を選んでしまうね。4杯は飲んだ。

 知人のTさんと別れて、こっちも避暑である。カフェオレを頼んだ。この店はそんなに冷気が強くないので快適に過ごせた。

 雨対策の他に暑さ対策も必要だなあ。

■「乾燥地林」(吉川 賢著、京都大学学術出版会、2022年)を読む。

「黄砂~海を渡って日本に飛来できるのはもっと小さい二~五マイクロメートル~」

「日本の樹木の年輪は冬の寒さによる成長阻害の結果であり~」

「~六〇メートルの深さの根を持っていたと報告されている。このように深い根で深層に賦存する水を利用する植物を地下水植物という。」

「気候変動枠組み条約では、広さがおおよそ0.05~1ヘクタール以上あって、樹冠率は10~30%以上で、成熟した時の樹高が二~五メートル以上になる樹木が生育しているところを森林としている。」

「~この森林の流木密度は一ヘクタールあたり100本となる。」

「~中国の森林率は16%から22%まで増加した。」

「~半分は燃材として使われている。」

「ヒツジは草原で草をかみ切って食べるが、ヤギは根まで引き抜いて食べる~」

「樹木は天然自然にあるものだとしか考えていない~」