無題

■無題

 早朝、家を出る時にはちらついていた雪も、帰る頃には青空になり陽射しもあり、温かい一日になった。でも、風は冷たく耳を保護するためのフードは欠かせない。

 セカンドオフィスに到着する前に、コーヒーショップに寄ってコーヒー豆を購入する。以前、常連さんにケーキセットの料金を出していただいたので、そのお返しである。

 セカンドオフィスに到着したが、カウンター前の席は全て埋まっているので、奥の席に座る。しかし、10分もすると見事に半数の方が出て行かれた。場所を移る。

 今日の予定を確認したが、ありがたいことにない。こういう日は、歩数を稼ぐチャンスである。しかし、睡魔が襲ってくる。昨晩の調子に乗って本を読んでいたのが響いている。

 常連さんが1名来店される。この方は、最近自分のホームページを見出した方である。その中から、歩くアルペンルートの話で盛り上がった。思わず、思い出してしまった。やはり、相当大きなインパクトであったようだ。

 店を出て、歩数を稼ぐ目的でアーケード内を歩いていると、別の常連さんに出くわす。こっちは、立ち話で終わった。

 雪が小降りになったので、帰路に着く。今日の昼食は決めていた。

 最初に、スパゲッティを茹でる。いっしょに、ソーセージも入れる。続いて、にんにくを2欠けスライスしようとしたが3欠け取れたので3欠けにする。今日は試行である。さて、潰すか、みじん切りか、スライスかで迷ったが、今日はスライスにした。

 フライパンにエキストラバージンオリーブオイルを目分量で垂らし、にんにくを炒める。こうすることで油にニンニクの成分を移す。同時に、トウガラシ一つまみ入れたが、なんか少ないような気がしたので、もう一つまみ入れた。

 出汁も目分量で入れる。その中に麺を入れて和えるだけである。

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 まあ、失敗覚悟であった。ニンニクの味が薄い。これは、スライスだからか?唐辛子が多すぎたようだ。しばらく唇が痺れていた。しかし、ソーセージは凄かった。切れ目を入れずに茹でたので、かじったら、熱い肉汁が飛び跳ねる。♪♪アッチチィ~、アッチィ~。

 まあ、普通に食べることができたね。

 十分に昼寝をしてからコーヒーを飲みに出る。途中の公園でも歩数を稼ぐ。まあ、今日はこの程度にしておこう。

■「書く、読む、生きる」(古井由吉著、草思社、2020年)を読む。(その1)

「しかし、やや下降にかかる時にこそ人は充実するものです。」

「~毎日の散歩は欠かせません。」

「仕事というものはどのみち日々の地獄でございます。」

「ある意味では、暇より苦しいものはない。」

「~人間は自分のことがわからないものなのです。」

「人はつねに歳をとりますが、ただ老成すればいいというものではない。」

「小人閑居して不善を為す」

「私はワープロは使いません。」

「こんなノイローゼ~自分の言っていることが自分でピンとこなくなる。」

「物を読む時間は必須です。」

日課というものは、意外に細かい手順の集積から成るものでしょう。」

「~疫病と集団幻想が流行る時代が重なるのは当然なんだそうですね。」

「複雑な事態を認識するような長い文章はもう、誰も見向きもしない。」

「インターネットの言語はほとんど英語になる可能性がある。」

「~読書百遍、意おのずから通ず~」

「物を書くには肉体労働の何かがあるんです。」

「発言というのは、思索、考えることと直結するんだ。」

「講釈師、見てきたような嘘を言い」