手続き不可

■手続き不可

 今日も家族の送り迎え以外に予定はない。家人を送った後に、車で行くセカンドオフィスに向かう。最初であった。いつものように、一人が掛けに椅子に座る。

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 窓の外では、トビとハシボソガラスの争いが繰り広げられている。まあ、よく見る光景である。水のカップが無いというのでマグカップに水を入れてもらった。

 うとうとしていると昼時間が近づいた。今日のメニューは決まっている。ニシン蕎麦である。ニシンを買いに行ってから調理である。もちろん、昨日のニンジンはどうするかも結論を出さなければならない。まあ、キンピラが妥当だろう。

 しかし、キンピラ用に切ってから天ぷらに変更した。こっちの方が調理時間が短い。というか、手がかからない。従って、変な天ぷらになってしまった。

 ニシンは一パック買って来て、何食分あるか調べる。頭と、胴と尾っぽの3切れで一食分と考え、ホランラップで包む。なんと、5食分もあった。今日の分以外は冷凍にする。

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 やはり、蕎麦はニシンに限るね。

 続いて、フォレストの準備作業を行う。

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 その後、第二部である。

 今回はケーキセットにした。

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 常連さんはフルメンバーで和やかな歓談になった。主な内容は、3回目の接種予約である。実は、ここへ来る時に封筒を受け取っており、手順に沿ってスマホで予約をしたが、進まない。4回やって駄目なのだから、明後日、病院に電話しようと考えている。

 まったく、いらいらの元凶である。今日一日が台無しになった。

■「葛藤」(文縞絵斗著、講談社、2021年)を読む。

「~飽きたり歳をとって劣化したら切り捨てるのだろう。」

「~ペットを連れている中年男性になど、なんに興味もないのだ。」

「お前に話せるようなことじゃない」

「知らなければ平穏に暮らせていた事実を知ってしまったがゆえ~バラバラになってしまう。」

「世の中知らないほうが幸せなことは山ほどある。」

「これまで普通にできていたことができなくなっていく。」

「終わりのない罪の記憶こそが犯罪者にとって、本当の苦しみなのだとわかった。」

「この苦しみから逃れる唯一の方法は死でしかない。」

「死期の近い親の介護だってその代償として遺産の相続というものが頭の片隅にある。」