メッセージ

■メッセージ

 今日も予定がない。家人も休みなので、朝一にセカンドオフィスに向かう。いい天気であったが、風は冬の温度であった。路面はところどころ凍結している。こういう時には、雪の上に乗って見るのである。硬雪渡りと言っていた。昔、象が踏んでも壊れないとういう筆箱が売られていたが、今日は、ぜんちが踏んでも沈まない雪である。

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 セカンドオフィスに到着した。指定席は空いていた。しばらくして、常連さんが1名来店される。自分のブログの話題で盛り上がった。

 Y.O.さんも来店され、いつものように直ぐに出られた。

 しばらくすると、昼である。昨日予定していた麻婆ラーメンにする。買い物は何も無い。

 人様に出せるモノではないが、自分としては満点に近い。ニンジンも真面目に切って天ぷらにした。ギョウザも揚げた。

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 昼食後は、ファンヒーターの前でなご成っていた。すると、LINEが鳴った。

 常連さんからこの写真だけが送られて来た。絵画とか写真とかは何らかのメッセージを含んでいる。この写真の意味するところは、「おまえ、何、なご成っているんだ!ちゃんと、起きて集合しようよ!」と感じた。ここで、スイッチが入った。

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 そそくさと身支度をして速足で向かう。

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 午前と午後喫茶店まで歩くだけでどれだけになるのかね。今日は週末なので、歩数の確認である。今週は車生活が多かったので少ない。確認すると、16,567歩/日にしかならなかった。

■「ま、いっか。」(浅田次郎著、集英社、2009年)を読む。(その2)

「なにしろ私たちは、バカにならざるをえない社会環境の中で生きているのである。」

「自然はあらゆる善美と調和を生み 反自然はあらゆる破綻を生ぜしめる」

「年齢に抵抗しようとする努力は、その成果のいかんにかかわらず、痛ましさを伴う。~すなわち社会的評価は、“破綻”である。」

「“若作り”という評価はけっして褒め言葉ではなく、見苦しいという意味に用いられたのである。」

「隠居の概念がないアメリカでは、老いが社会的な死を意味する。」

「私の机の上には、一年中さまざまのチョコレートが置かれている。」

「黒を流行させたのはアルマーニが先駆であろう~」

アルマーニの美的思考は“シンプル”である。」

アメリカには原則として戸籍がない~」

「幸い人間は、過去の経験をなきものと決めつけることのできる唯一の生き物である~」

「読書をすると美しくなるという説がある~」

「~おたがい文句を言い合いながらいつまでも続いている友人~彼ら彼女らの共通点はみな読書家で~つまらない人間ではない。」

「アパートに花を絶やさなかった。」

「すなわち物や金や時のあるなしではなく、花の心を感じ取れなくなった人間こそが、本当の不幸である。」

「~人の世の全体に、銭金や打算的愛情の秤でしか幸福を求める術を失った心の貧困が、はびこってしまったのだろう。」

「日照量不足はメラトニン分泌を変化させ、うつ的な気分を助長させるという説である。」

「花は持ち運ぶことのできる自然である。」

「むしろ花を賞(め)でる情操が、人間的教養そのものであり、人格の要件である~」