二往復

■二往復

 今日も予定はない。いつものように朝一でセカンドオフィスに向かう。7時半過ぎには着く予定であった。しかし、問題が発生したので、そのまま帰宅する。

 その後、家人に送ってもらってセカンドオフィスに到着である。同じ道を二往復したことになる。

 今日は日曜日で店は空いていた。なんと、妙齢のご婦人からバレンタインデーのプレゼントをいただいた。これは、しっかりお返しをしなければならない。

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 まもなく、常連さんが2名来店される。いろいろな話が飛び交ったが、鼻毛の処理の話で盛り上がった。鼻毛用のカミソリがあることを初めて知った。

 昼が近づいたので帰路に着く。今日は、五目あんかけスパゲッティに決めていた。買い物は無い。悩ましいのは、ニンジンである。今日も2本分天ぷらにする。コンソメの具たくさんスープも付けた。

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 まあ。味付けは問題ないが、具が多すぎた。麺一人前に対して、餡が二人前ある。

 昼食後は昼寝である。あまり眠ると夜に眠れなくなるので、ほどほどにしておく。

 しばらく、テレビを見てから第二部に突入である。自分はお金がないので、ここになる。

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 帰りは、遠回りして帰宅したので歩数は、まずますであった。

■「ま、いっか。」(浅田次郎著、集英社、2009年)を読む。(その3)

「見映えが良いばかりではなく、中味も美しくなければいけません」

「~一人称主語による会話は無礼とされてきた。」

「別れの言葉は、どのような美辞麗句を並べつらねようと、すべて呪わしい。」

「多弁であればあるほど、言葉の中に潜む虚栄はたがいを惑わせる。」

「温泉で読書をするという行為が道楽なので~」

「~やはり湯は痺れるほど熱くなくてはならない。」

「語学力が同じくらい貧しいと、会話はあんがいスムーズに成立するのである。」

「温泉とは、日本文化の保存装置である~」

「“エコ”という大義名分は、景気回復が至上命題たる昨今のご時世ではまったく説得力に欠ける。」

「楽ななりしていくらか冷房費を節約したところで、何も変わるまい。」

「~礼を失し威をたださぬことがどれほど当人の力を削ぐか~」

「~少なくとも不特定多数の他人の前に出るときは、小ぎれいななりをするものだと思いこんでいた。」

「一般的に女は暑さに強く、男は寒さに強いと言われている。」

「売れ筋の正確な予測が立つのは東京都内ではなく、仙台市内なのである。」

「~全国のお殿様のあらかたは江戸生まれの江戸育ちであった。」

「人間は頭で覚えたことはじきに忘れるが、体で覚えたことは忘れない。」

「読むことが好きで書くようになった。」

「思うさま本が読めなければ苛立つ。」

「~読めなくなったらまちがいなく死ぬ。」

「~読まずに生きていられることが信じられないのである。」