■温泉
今日は晴れそうなので、温泉行くことにしていた。幸い、いただいた無料券がある。
ちょうど、家人も休みで実家へ行くというので、帰りにピックアップしてもらうことで計画を練った。
昔は歩いていったものだが、寄る年波には勝てず、途中までバス利用とした。もちろん、１００円区間である。
９時半ごろには市内を出なければならない。朝のセカンドオフィスでは２時間以上と決めているので、それならと開店と同時に入店する。風が強く冷たい。
９時になっても常連さんは来店されなかった。まあ、こういう日もある。
バス停まで歩いた。陽射しはあったが、風は冷たくフードを被る。
１００円バスの終点で下車する。
ここから、歩く。まもなく、案内標識が目に入る。距離も書いて在る。３ｋｍほどである。
思ったより早く到着した。
無料券を出して入ると、チョコレートがいただけた。
ここの湯は効く。露天風呂で気が済むまで浸かって出る。
家人に連絡すると１０分で来るという。歩いている途中で路上ピックアップになった。
帰宅後は昼食である。実家から寿司やたこ焼きをもらってきたようで、それも食べることになった。
問題は、冷凍にしていたニシンである。
ニシンは、問題なかった。まだ、４食分ほどあるので、定期的に食べることが出来る。
昼寝をしてから、第二部である。写真を流したら、２名の常連さんが来店された。いや、写真を流さないでも来たという。
しばらく、懇談していると常連さんが外を見ている。Ｒ４１の三車線道路の真ん中の道に、軽四が停まっている。ハザードも出していない。しばらく、見ていたが動く気配がない。もしかしたら・・・・・。常連さんが見に行った。若い女性で、何をしても車が動かないという。しかし、後続車はいい迷惑であろう。ハザードだけは付けさせたようだ。ＪＡＦの出番のようだ。家に電話していたようで、父親が来るらしい。常連さんが諦めて店内に入ったら、その軽四は何ごともなかったかのように動いて行ってしまった。
クラッチの問題ではないのかね。オートマでは分からないなあと締めくくった。
その後、もうフキノトウを採って来たと聞けた。もうそんな季節になったか。自分も確認に行こうと思う。
夕方解散になった。自分はハナミズキ通りで来た。ここへ来る道は４本ほどあるが、ハナミズキ通りが有利である。公衆トイレもあるし、スーパーもドラッグストアもコンビニもある。
帰り道もハナミズキ通りで帰ろうとしたが、R41との交差点には標識が無い。少し戸惑ったが、街路樹を見て確信した。ずっと、ハナミズキが植わっている。
温泉で疲れが出たので、今日はゆっくり眠れるだろう。
■「ま、いっか。」（浅田次郎著、集英社、２００９年）を読む。（その４）
「人間の正体は猿であるから、コンクリートの猿山に住むのは本来の姿ではなく、山に住むべきなのである。」
「～あらゆる行為というものはできるかできぬかではなく、やるかやらぬかなのである。」
「この、ほっとする瞬間というのも列車のもたらす福音である。」
「そう思えば文明の進歩を甘んじて享受しているわれわれは、あんがい知的退行をしているのではないかという気もしてくる。」
「アメリカで尊敬されるのは金持ちである。」
「人間は獣のように争い戦うのではなく、人間らしく豊かに和やかに生きるものだという信念～」
「～“若さは美しく、老いは醜い”とするアメリカ的な考え方～」
「～摂取カロリーの消費ではなく、徹底的な食事制限である。」
「～天平の典型的美女は、今日の美的基準でいうならばただのデブである。」
「～ガイドブックとかインターネットには、うまいことしか書いていない。」
「～年に一度の贅沢をするというのが人間らしい生き方ではあるまいか。」
「アメリカの常識はほとんど強制的に日本の常識として採用される。」
「どうも日本固有の文化を破壊する元凶は、テレビを主とするメディアにあるらしい。」
「～“浅”が書けぬ店員があんがい多い～」
「どうやら日本人は日本語を書くことを忘れてしまったらしい。」
「縦書きを堅持しているのは日本だけと言ってもよかろう～」
「日本語は縦に書こう。」
「万歳三唱～真上に挙げた両の掌を、けっして正面に向けてはならない。“降参”の意思表示となるからである。」
