フキノトウ

フキノトウ

 今日も午後から家族の送り迎えがある。朝は、いつも通りセカンドオフィスに向かう。7時を回っており、少し遅くなった。雨がぱらついたり上がったりであった。

 まもなく常連さんが1名来店される。今日は、中毒の話で盛り上がった。

 直ぐに昼食である。今日はラーメンである。どうしようかと考えながら帰路に着く。

 カレーも少し残っているのでカレーラーメンにしようと決めたが、豆腐も半丁残っていることを思い出したので、麻婆ラーメンに決めた。

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 おおむね満足であったが、甘みが足りない。しかし、原因と対策は分かっている。水道水で作っているので、これを野菜スープで作れば治るはずである。スープを作る時に、一食分余計に作り保存して使おうかとも考えているが、面倒だねえ。

 昼寝もせずにフキノトウを採りに行こうと決めた。そこで、サンダルでも行ける場所を頭の中でサーフィンする。基本的に山なので難しいが、ダメ元で行くことにした。

 雪は残っていたが、ところどころ消えている場所もあり、サンダルでも大丈夫であった。少し早かったようだ。いつも、芽吹きを狙って取っている。今、思い出したが、昨年はひどく苦かった。フキノトウも毒を含んでいるのであく取りをしよう。

 まだ、数回くると思うので、初回は30個ほど採取する。

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 これを水洗いした後、薄い重曹の水に浸す。4時間ほど浸す計算になる。

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 送り迎えをしてから、夕飯の前に天ぷらにする。開く前のフキノトウは天ぷらで開いたら、ふき味噌にしている。天ぷらは衣に味を付けてあげるので、そのまま食べることができる。

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 いくつか食べたが、苦くない。柔らかくて旨い。春の風味が口いっぱいである。この後、家族が食べてくれれば成功である。

 フキノトウの次は、コゴミであろうか。足が治って欲しいねえ。

■「肩書のない人生」(渡辺京二著、弦書房、2021年)を読む。(その1)

「本は騙すかもしれない~」

「職業は自分の一生の一面に過ぎないんですよ。」

「~人間は社会に役立つために生まれてきたんじゃないの。」

「~人間って言うのはそもそも一人ですからね。死ぬんですからね。一人で死ぬんですから。」

「~金棒引き~そういう噂をする人間がたくさんいるんですよ。」

「~今のSNSというのは噂の世界に自分から乗りだしていって身をさらすわけですよ。」

伊藤博文というのは、殺人犯なの。」

「自分の生涯というのは自分が作るんだから、自分で物を考える。」

「なるべく広く勉強して、自分で考える、自分の考えをもつ、というのが大事。」

「~エビデンスエビデンスエビデンス。なんでエビデンスって言わねばならんの。俺は英語を知ってるぞと言いたいわけ?」

「人をたたけばね、自分もたたかれるんですよ。」

「日本の近代文学というのは、世間と敵対したわけだ。」

「~小説というのは自分の命の叫びなんだという側面と、これは面白いという“お話”の側面の両方があるのね。」

「~いつか読もうと思っていたんだが、“いつか”なんて無い!~」

「~明治維新てのは、人間が解放されて、こういう風にありたい、世の中はもっとこうしたら良くなるんじゃないかというので起こった革命じゃない~」

「~書いたら人に読んでもらわんといけません。」