予定通り

■予定通り

 今日は、いろいろあるが、全て予定通りに終わった。こういう日を調子がいい日と言うのだろうと思う。

 朝起きたら風呂が沸いていたが入らなかった。今日の予定に温泉を入れてある。朝はなにかと忙しい。米を研ぎ、朝食を作って食べた後、灯油を補給する。タンクが無くなったのでGSまで買いに行く。

 この後セカンドオフィスへ向かう。天気予報は晴れなので折り畳み傘だけ持って出る。昼には戻らないので出ずっぱりの日になる。

 図書館へ寄り、セカンドオフィスに入店する。開店後10分ほどしか経っていないが、指定席はいつもの方が座っておられた。しかし、彼は7時半までには出ることが分かっている。

 今日の注文は、モーニングセットである。しかも、サンドイッチは持ち帰りにする。これを昼に食べるのである。

 まもなく常連さんが来店され、いろいろな話で盛り上がる。しかし、直ぐに出られたので、自分もいっしょに出る。100円電車にのるために、ここから駅まで歩く。

 待ち合わせ時間で本を読む。電車が来たが、豪華な電車であった。

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 電車の中でも本を読みたかったが、窓から降り注ぐ春の陽射しが、本を読むことを妨げてしまった。車窓からの景色も面白い。気が付くと、目は外を見ているが、頭の中は別の事を考えていることに気が付いた。

 温泉へ行くには岩峅寺駅が最寄りの駅になるが、100円で済ますために、一つ前の大川寺駅で下車する。

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 ここから小一時間歩きである。少し寒いがなかなか快適である。

 カモシカが迎えてくれた。それも2頭である。

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 まずは、林業カレッジで用件を済ませてから、温泉に向かう。

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 常連さんから安く入浴できる方法を教えてもらったので、スマホを出して操作を聞いていたら、初回は無料ということであった。

 まずは、腹ごしらえである。

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 2時間は入っていようと意気込んだがそんなに入れない。1時間少しで上がった。

 来るときと違った道で駅へ歩く。ところが、途中通行止め箇所があり、迂回路に沿って歩いていたら迷子になってしまった。農家の方が見えたので、道を聞いたら、歩いて行くというと、あんたダラけ!という顔をされた。そして、岩峅寺駅の方が近いと勧めるが、訳があり岩峅寺駅からは乗れないと言うと、呆れられた。だいたいの方角を聞いたので無事付くことが出来た。

 電車は30分後であったので、ゆっくり本を読む。

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 駅に到着してから、最近開店した四角のビルのなかで時間調整をする。この後は、フォレストリーダーの役員会が行われる。今日も並んだね。若い子ばかりの中に、むさくるしい高齢者が浮いており、落ち着かない。しかし、ざわざわした雰囲気だとそんなに気にならない。

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 時刻になったので、役員会に出席し、歩いて帰宅した。いい日であった。

■「もっとほがらか人生相談」(鴻上尚史著、朝日新聞出版、2020年)を読む。(その1)

「気持ちは態度に出ます。」

「何かを手に入れるということは、何かを手放すということだと思っています。」

「相手のことを思っているつもりで、自分の考えを無意識に押し付けている~」

「自分はがんばって努力したから、あなたも努力しなさい。きっとできるはずだ。それができないのは、あなたの努力が足らないからだ。」

「~自分の価値観を強く信じ、それを周りに対して、意識的にも無意識的にも押し付けて来た。」

「業界の最大ではなく最高を目指す」

「自分は、10年先から戻ってきたと思う」

「新しい価値観と出会うことは、とてもワクワクすることです。」

「~絶対という保証はないんだ~」

「見られることの痛み」

「僕達は、みんな苦しい人生を生きています。どんな人もです。なんとか生きるエネルギーを絞り出しているのです。」

「なぜ美人はいつもつまらぬ男と結婚するんだろう? 賢い男は美人と結婚しないからさ」

「人間は生きているので、素材と共に精神状態や人柄が顔に出てくるのです。」

「小説や映像ドラマ、演劇などの物語を人々が求めるのは、人生が一回しかないことへの抗議だ~」