散策

■散策

 昨日の夜までは、今日は予定がない状態であった。しかし、夜遅く、知人のTさんからランチのお誘いが入り、恒例で散策も行うことになった。

 待ち合わせ時刻まで、近くの公園を歩く。メタセコイアの実が落ちていたので、クラフトに使えるのではと拾う。この動作は、ヒンズースクワットに近い動作になるので、いい運動になるなあ。

 クスノキである。クスノキは常緑樹であるが、この時期に全部の葉を落とし、新しい葉を作る。まあ、一年を通して必ず葉があるのを常緑樹というのであるから問題は無いのであるが、全部落葉させても常緑樹かと長い間不思議であった。今日見たところ、古葉を紅葉させて落ちる前に新葉が出ている瞬間に出会えた。

 あるお宅のノダフジである。こういう家に住みたいものだ。

 知人のTさんと近くの里山を散策する。どうせなら何か目的があった方がいいという話になった。やはり今の時期はオウレンの花であろうとここを目指した。

 名前の分からないキノコがきれいに成っている。

 目的のオウレンである。キクバオウレンかセリバオウレンか、昔は区別出来たが今は忘れてしまった。乏しい記憶では、キクバオウレンではなかったろうか。残念ながら花が終わって種子状態になっていた。

 歩いていると嬉しいこともあるものだ。ワラビとゼンマイがあった。知人のTさんにも手伝っていただいた。大量だ!大量だ!と二人で喜び合った。

 散策の後は昼食である。目当ての店は休みであったので、帰り路の店にした。久しぶりである。

 この時期の散策はいいね。知人のTさんも、スッキリしたと満足気であった。晴れの日はできるだけ外に出たいね。

 先日、名前を忘れた木を図鑑を眺めながら突き止めた。シキミであった。

■「作家と酒」(多数、平凡社、2021年)を読む。(その2)

「オナラをしたつもりが、オナラじゃない。」

「精神病院では70(歳)過ぎた人間で、酒をやめさせたいと家族が言っても、やめさせることない~」

「~どとしとは白蟻のことです。」

「~おいしいお酒は水のように飲める~」

「ウィスキーに、ふたとおりのスペルがあるのをご存知ですか?Whisky、Whiskey~」

「~詩人というものは時代を先取りする存在なのだ。」

「フランスではビール、葡萄酒は酒ではない。」

「ウィスキーてものは~グィと行きなさい。」

「足が前にでないのだ。靴ひとつ分しか前に出ない。」

「一人でいるのが好きだったが、ほんとうは一人でいるのが不安だった。」

「ビールは缶よりは瓶で飲んだほうがずっとうまい」

「少しずつ。規則正しく。根気強く。」

「取材費を惜しむといい仕事にならないというのはどこでもおなじだろうが~」

「死ぬまで生きよう」

「家っていうものは閉め切ったままだと、すぐ駄目になるもんですがね。」

「ところでジョニーウォーカー、ジョニ赤、ジョニ黒、そしてジョニーグリーン、ジョニーブルーとあるわけだが~」

「人生これでよし」