ちらし寿司

■ちらし寿司

 今日は雨である。朝は、車でセカンドオフィスに向かう。その後、知人のTさんから連絡があるまで、施設の屋根の下を歩く。知人のTさんからは、珍しく昨日ランチのお誘いを受けていた。

 スポーツ施設まで向かえに来ていただき、ランチ会場へ向かう。

 お寿司屋さんという。自分は、回る寿司屋さんはあまり行かないので、こういうカウンターだけのお寿司屋さんはいい。

 注文して待っている間がいいねえ。お勧めはちらし寿司というので、大を頼んだ。

 値段を間違えているのではないかと思うようなクオリティである。小鉢も2つ付いていた。最初に驚いたことは、ご飯が温かいということである。そうして、酢飯が旨い。

 自分は本能の欲するまま、餓鬼のように食べたので、後から吐気をもよおした。早く食べ過ぎるとこうなる。夢中で食べたというのが正確だろう。ネタは10種類ほど乗っており、全て新鮮であった。大葉も美味しかったね。

 食べ終わった後の幸福感は最近感じたことのないものであった。お金を払おうとすると、ランチには消費税を取らない、というスタンスであり、これまた大いに驚いた。倍の値段でも食べに来たい気持ちである。これは、リピート確定になった。この辺に来るときの最有力候補になった。

 満足感を維持したまま、近くの公園を散策する。

 この房状の実は、ウワミズサクラであろうか。

 幸い、雨も上がってくれて、気持ちのいい散策になった。気が付くとセミが鳴いていた。

 知人のTさんと別れてから、第二部である。少し公園を歩いてからセカンドオフィスに向かう。

 道端にオニユリが咲いていた。

 雨は降ったり止んだりであった。

■「深爪式」(深爪著、kadokawa、2016年)を読む。(その1)

「~世の中は“勝ち負け”を基準に回っているのだなあと思う。」

「~SNSで相手の“その後”を追跡するタイプの人がいると聞く。」

「自分だけは大丈夫だと思ってるんですよ」

「~いちばん重要なのは“自分のことが自分でできる”なのだと実感する。」

「自分のすべては受け入れられるはず、というおごった気持ちがあるからそんな暴挙に走るのである。」

「オーストラリア~道端にカンガルーの轢死体が転がっている~」

「ネットにキモくない人なぞいない」

「ネットで日記を公開する人間は、精神に異常がある」

「つまり、悪口とは己のコンプレックスの表明なのだ。」

「親に褒められなかった人間は、常に“誰かに認められたい”という欲求を抱えている。」

「~満たされた人間はいちいち外野にアピールする必要がないのだ。」

「私はむしろ“自殺”という選択肢があるからこそつらい人生も歩んでいけると考えている。」

「~これらの民間療法に共通するキーワードは“自然”である。」

「そもそも我々人間は、すでに“自然”ではないのである。」