語らい

■語らい

 今日の天気予報は午後から雨予報であった。そのため、いつものように朝一でセカンドオフィスで向かう。本を読むのに疲れて、スマホのグルメ情報を知人のTさんに送ったところ、ランチのお誘いとなった。

 待ち合わせのコンビニまで歩く。ここで、ピックアップしていただいて、ファミレスに向かう。この年齢になるとこの位でちょうどいい。

 ドリンクバーも頼みながら、大いに語り合う。

 食後は、近くの運動公園を歩く。いい風が吹いてくれた。直射日光もなかったので快適に歩けていた。自分の歩き方は、2歩分鼻で吸い込み、6歩分口から吐き出す。ここでも、横で並びながら大いに、語り合った。

 ニッコウキスゲだろうか。引き立っていた。

 これは、分からなかったが、テイカカズラと出た。

 公園後は、決まってマックドへ入る。ここで、アイスコーヒーを飲みながら、大いに語り合った。

 今日は歩けてないがが、雨が本降りになったのでやめることにした。

■「その日まで」(瀬戸内寂聴著、講談社、2022年)を読む。

「この調子だと百歳まで生きのびるのではあるまいか、ああ、いやなこと!!」

「爾来、満足のいく辞世の句を残そうと、人知れずがんばっている。」

「すごいね、休むってたいしたものね~」

「九十六歳とは、つくづく生きすぎたと思う。」

「平たく言えば、書くという欲望のためには、義理や人情は躊躇なく捨ててかえりみない。」

「死んでしまえば、跡のことなんか知らないよ!」

「生きてることも面倒臭いが、死ぬのも、いろいろ支度があり、さらに面倒臭いものだ。」

「やはり、長く生きるなら、適当に呆けるのが、本人は一番のどかでいいような気がする。」

「本当の天才は孤独といういばらの冠を自分の知らない間に頭に戴いている。」

「芸術家が家庭の幸福なんかに満足しているのは偽物である」

「~一ヵ月断食したのが功を奏したらしく、それ以来、体質がすっかり変わってしまった。」

「いつまでも死にそうもない現状は、もしかしたら罰なのではないか~」

「この世で、二度と逢えない人たちとは、あの世でも再会することはないであろう。」

「自分が死んだ後のことまで案じるのは、バカバカしいと思えてきた。」

「好きなことが、才能」