体育の日

■体育の日

 今日は仕事である。何か疲れが出ているのか、昨晩のテレビの影響なのか、アラーム音で起床する。外は暗い。

 慎重に階下に降り、朝食である。パンは、マフィンもバケットも売り切れであったので、米粉パンを買って来た。初めてである。このパン、細いので、焼いたソーセージを半分のチーズで挟むことになった。キャベツ丼一杯などと同じメニューである。

 朝は、ムカゴご飯が出来ていた、昨晩自分が用意したものである、しかし、ちょうどおにぎり分のご飯が残っていたので、いつものおにぎりにした。

 職場の駐車場では雨がひどかった。それでも、清々しい気持ちがするものだ。

 時間になったので事務所へ向かう。配置表で自分も持ち場を確認したら、配置表の上に、紙の配置表が貼ってある。どちらの配置表も封函工程になっている。

 驚いたことに、今日は2ラインを10時から稼働させるようだ。そうなると、自分の筋トレ作業は1時間になってしまう。

 今日は祭日のためか、大学生が1名来ていた。総勢11名の荷卸し部隊であった。

 時間になった、2日休みだったためか、入荷ロットが大きく、ペースも早い。これなら、10時から稼働させてもいいと思った。

 10時からに自分の作業は、いわゆる”立ちん坊”である。いつもは、汗止めでタオルを頭に巻いているが、取った。汗の”あ”も出ない。

 昼からも同じ作業である。こんなんでお金をもらうのが申し訳ないね。

 15時に終わったので帰宅する。今日は体育の日である。市民プールが無料開放される。自分の目的はプールでもジムでもない。お風呂である。湯船に入って温まりたいというのが目的であった。35分で一回分であるが、20分でやめて風呂に入る。いいねえ。今日は無料であるが、もう一枚無料券がいただける。次も、お風呂目当てで来る予定である。昨年はシャンプーなどが撤去されていたが、今年は、置いてあった。

 我々が払っている市民税に比べたら、このくらいは当然であろう。

 自分のおぼろげな記憶では、体育の日は晴れという認識であったが、今日は雨であった。

■「血の歌」(なかにし礼著、毎日新聞出版、2021年)を読む。

「中西は声をあげて笑うことを忘れた。」

「中西の精神の中で、天命という意識が失われた。」

「頼むから遊んでいてくれ。仕事と賭博だけはしないでくれって」