続、早退と打ち合わせ

■続、早退と打ち合わせ

 今日も仕事である。朝は4時過ぎに目が覚めてクラッシックを聞く。いい時間である。今日は、早退して小学校でフォレスト関連の打合せがあるので、朝食だけ作る。

 これは、いつものメニューであるが、キャベツが切れていたのでパン類だけになった。

 コーヒーを買って職場へ向かう。走っていると、正面に白い月が見える。もう、太陽は上がっているが、月との共存である。

 今日はいい天気であった。しかし、窓を全開にすると寒さが勝り、半分ほど閉めた。コーヒーを股に挟みながら、本など読んでいると、地元の方が声をかけて、早くから何をしているのかと聞くので、通勤ラッシュが大嫌いなので、混む前に来てくつろいでいると応えると、一旦帰られたが、戻ってこられ、シナノゴールドのリンゴを3個いただいた。まあ、ありがたく受け取った。

 人からもらうもので嫌な思いをしているので、基本的にはもらわないようにしている。梅の実が腐って原型をとどめず汁がでて泥の付いているのを袋一杯もってきて、梅ジュースを作って飲んでくださいという目にも合っている。袋を開けると強烈な腐敗臭がしていた。お前のような貧乏人は、こんなんでも飲んでろ!と言われたような気持になった。これなどは、あらかじめLINEで連絡をしてからである。彼らの共通点は返礼品に期待しているのである。人はもらったら、お礼を返すものだ思うのである。返さなかったら、陰で笑ってやれと思っている。もちろん、LINEはブロックした。今後付き合うことはない。そういえば、入院見舞金を包んだが、退院してもそしらぬ人もいる。こういう世の中に生きているのである。

 時間になったので事務所へ入る。午後から帰ると言ってあるので、自分の名札はない。昨日は凄かった。人事部長がやって来て、今日、男が足りないといって自分の早退を回避させたい口調であった。こっちは、こういうことが予想できたので何週間も前からメモで連絡しているのである。

 結局、人の手当ては出来なかったようだ。今日は、自分の担当のように扱われている手動ラインである。ここは男4人が必要である。しかし、配置板を見ると3人しか割り当ててない。慌てて、現場へ向かったら、何と自分がやる予定の2時間分の箱の組み立て100箱が作られていた。聞くと、残業で作ったそうだ。迷惑をかけて申し訳ない。もう一度、休んだら来年はないだろうねえ。自分が休むのはフォレスト関係だけである。もう数えきれないくらい休んだり、早退している。

 誰かがサッカーボールを持って来たらしい。合間に、6人でボール回しをしている。リフティングを見ていてもサッカー部であることが分かる。6人全員そのようだ。自分には出来ないね。

 後ろ髪を引かれる思いで帰路に着く。今日は、昨日のムカゴ飯が残っているので、スパゲッティは少なめにした。ムカゴ飯は好評であった。ミョウガはいい色になっている。今年は貴重なので半分づつ使おう。スープはウインナー3本入れた。梨は箱買いしたので、自宅に大量にある。

 まあ、こんなもんだろう。

 一服してから打ち合わせのために小学校へ向かう。ここで、担当者と落ち合う。フォレスト関連の打合せは教頭先生である。まあ、順調に打合せは終わった。

 これから、議事録を作成しなければならない。今週も森の寺子屋があるが、計画書が作ってない。これも作ろう。嗚呼、だんだん締め付けられてきた。痩せる思いである。

■「おネコさま御一行」(群 ようこ著、角川春樹事務所、2022年)を読む。

「~毛が生えていないネコの種類がある~」

「このところ思い出すのは、子どもの頃のことばかりだけど~」

「自分のいやな気持をどこかに飛ばしてくれるのは、動物、植物なのだなあと~」

「また楽しみな散歩のルートを開拓できた。」

「この年齢になって、花のよさがわかってきたのは、自分が歳を取ったからかもしれない。」

「~老人たちの鬱憤晴らしのために、私たちがいるような気がして、本当に辛いんです。」

「無理をしたり我慢したりするのは、精神衛生上いちばんよくないです。」

「自分の人生は、待っていても誰も変えてくれませんからね。」

「~保つべきはまず自分のプライドで~」

「~仕事が楽で、給料がよいところに勤めていたとしたら、自分で重要な問題を解決することができなくなっていたような気がする。」

「~他人を罵ることによって、自分が上位に立っていると勘違いしていたのだろう。」

「プラスの言葉より、マイナスの言葉のほうが人の気を引くじゃない。」

「世の中の主流はスマホだろうが、ガラケーでも問題がないし~」

「~生きて行く上では“いいえ”を言い続けなければならないときもある。」

「~自炊するときも、それなりにバランスを取って作っているつもりだが~」

「~人が作ったものには、いろいろなものがこもっているんじゃないかと思います」

「~歳を取るにつれて、天気のいい日がうれしくなるのよね。」

「それは歩くことも禅のひとつと、何かの本に書いてあったからである。」