■汗

 今日は仕事である。今月の仕事は今日までで、来月も1日出勤した後終了する。

 今日から違った品種の受け入れであり、出勤時刻は10時30分になった。

 そこで、朝はマックドでモーニングセットを頼みゆっくりすることにした。幸い、職場の近くに店はある。車で数分の距離である。

 今までの荷卸しの受け入れ時間は9時から12時までの3時間で、入荷量は日に寄り異なるが400箱程度ではなかっただろうか。そのため、暇であった。

 しかし、今日は、荷卸し受付は1時間だけであったので、時間になったらトラックが来るわ来るわで忙しい荷卸しになった。この時期、汗などでないのであるが、じっとりと汗ばんで来た。結局1時間で500箱の入荷になった。流石に、休み時間は少なかったね。

 ゆっくりと90分の昼休憩後午後からの配置を確認すると、なんと封函工程になっていた。また、立ちん坊かと思ったが、蓋の締まらない箱が続出し、そっちへ回ってくれと言われる。一度、糊付けしてある段ボールを開けて、中身を並び替えて、蓋をしてホッチキスの金具で止める。ダメな箱は戻ってくるが、そのセンサーを通すことが封函工程の主作業である。一度直して戻り、二度戻して戻り、三度めは、箱が穴だらけになるので、箱を変えたりする。今日は、ひどかったね。結局中身を入れ替えて処理する。規格の設定に疑問が残った。大きすぎるのは廃棄という。もったいないねえ。

 この作業を3人で行うも戻ってくるが多く、置き場所がない。汗が出たね。全て処理出来た頃はもうラインが終了の時刻になっていた。

 まあ、ありがたいといえば有り難いのである。

■「世界の森からSDGsへ」(柴田 晋吾著、上智大学出版、2022年)を読む。(その2)

「~生態系サービスを提供している者の木材生産のロスに対する補償が必要であり~その財源としては、毎年620億円の税収が見込まれる国レベルの森林環境税・譲与税の資金を活用すべきであろう。」

「森林所有者・森林管理者は、“材木だけで儲ける時代は終わった”ことを悟るべきである。」

「~事故時の責任が問われるためにほとんどが無料で開放している実態となっている。」

「~自然および自然がもたらすもの(生態系サービス)は世界的に減少しており~」

「~20世紀の教訓として、特定の生態系サービスの極大化を追求すると、持続可能でなくなるという点がある。」

「~PESの定義は、“自然のサービスの受益者や利用者が、それらのサービスの管理者や供給者に支払う、あるいは資金拠出を行うための様々な革新的なスキームのこと”としている。」

「森林から得られる最大のサービスは肉体と精神を刷新すること」

「つまり、第三者のサービスに頼る場合はエコツーリズムになる。」

「川を蛇行化させ、周辺の植生・生物多様性を回復させる~」

「リ・ワイルディング(再野生化)」

「オオカミという凄い動物が自分の地域に住んでいることに誇りを持っている」

「~ほとんどがレクリエーションを兼ねた自家用採取である。」

「近年、皆伐・一斉更新に代わる森林施業方法が世界的に拡がりを見せている。」