道具整備

■道具整備

 今年度で地区長の任期を終えることになり、立つ鳥後を濁さず(?)の例えもあり、次期地区長のために道具類を整備することにした。作業台は一昨日実施し、今日は刃物類である。

 何はさておいて、朝食後はセカンドオフィスでくつろぐ。パソコンも持参したので書類整理も行う。

 晴れ間が出て来たので戻るが、天気予報は雨なのでカーポートの中で作業を行う。

 最初は、ノコギリの目立てである。自分は、チェーンソーの目立てを研修でやっただけである。まあ、たぶんおかしな刃だけを砥ぐのであろうが、何てっちゃって目立てなので全部の刃を砥ぐ。5丁行った。これで、手を切る。

 続いて、小刀である。左用と右用と150丁ぐらいある。一本一本刃先を確認して、問題ないのは椿油を塗布するが、ひどいのは砥ぐ。

 ひどいモノの砥ぐ前の状態である。

 こんなもんでいいか。かなり時間がかかる。

 10本ずつ並べても気の遠くなるような時間がかる。

 こんな場所で行っているのである。これをやっておかないとひどいことになる。まさにブーメランである。自分に返ってくるのである。

 寒いので部屋に戻って暖を取り、再び向かうことを繰り返す。

 そのうち、昼になったので昼食を作る。今日は、五目あんかけ硬焼きそばである。最近これが気に入っている。まあ、合格レベルである。新しいロットのかぶら寿司はずいぶん美味しくなっている。ちょうど10日目で上げたことになる。

 続いて剪定鋏である。これは刃が湾曲しているので、特殊なやすりで磨く。

 錆がひどいのがあった。磨く前の状態である。

 きれいにするにはキリがない。この程度で良かろう。

 ばねの無いのが4丁出て来たので探しに行かなければならない。工具専門店に行ったら置いてあったので購入して取り付けた。

 疲れたね。

 嫌になったので、喫茶店に向かう。今日で今年最後のはずである。展示してもらっている寅の干支を引き取ることが目的である。

 ところが、常連さんが集まっておられ、その一人から、飾ってあるのを見て来年の干支のうさぎのクラフトを売って欲しいと言われた。

 前は、欲しい方には無償で配っていたが、簡単に廃棄されたことが分かり、その程度かと愕然とし、それ以来差し上げないことにしていた。だいぶ前だが千円で売って欲しいと言われた方もおられた。

 大変であるが、一体作らなければならなくなった。

 暮れも押し迫って、何かと忙しないこの頃である。

■「ショートショート実験室」(田丸雅智著、エネルギー・フォーラム、2022年)を読む。

二酸化炭素バスターズ~」

「口では周りに同調して温暖化を憂えていても、心のどこかでは他人事みたいに思っていて、自分では一切何もしていない。」

「悪意とは、なんと素晴らしい資源だろうか。」

「ほとんどゼロということは、例外があることを意味している。」

「腹油田~」

「よく分からない未来のことなんかより、今このときをどう生きるかのほうが重要だ。」

「~昼夜逆転の制度だった。」

「根拠のない自信に満ち、大言壮語を吐きつづける男~」

「~今ではすっかり、打算やあきらめが中心だ。」

「あらゆるものは、失われていく。」