寒い日

■寒い日

 朝はスッキリ起きることが出来た。窓の外から屋根の上を見ると真っ白になっていた。しかし、数センチの積雪なので積もってないのと同じである。

 いつもは、寝床でグズグズしているが、今日から生活リズムを変えることにした。

 いつもの朝食を済ませてから、実家の後片付けをする。寒いので、ストーブを付けて行う。

 嫌になってきたところで、ゴミ出しである。その頃には家人は出勤するので、見送ってから歩いてセカンドオフィスへ向かう。ここまでに、銀行口座への入金や図書館などの用事があり、セカンドオフィスには10時ごろに到着する。

 ゆっくりと本が読めたね。

 昼になったので店を出て買い物である。

 途中、イタチ川に梅が咲いていた。この川縁は桜の名所であるが、そんな中でも梅の木もあったんだなあと感慨深い。

 スーパーでは、干物にする魚が安かったので買って来た。

 寒い日なので、体が温まるものということで、しょうがをたっぷり効かせたあんかけ蕎麦にした。卵を入れると、見た目が良くならないので、今回黄身は別にし白身だけ入れた。出汁を箸で回して少しづつ白身を入れた。頭の中では、長い紐のようになって浮かぶ予定であったが、どうも分散してしまったね。

 予定通り、食べ終わってからは体が火照り、ファンヒーターは消した。このまま、横になる。全ての音を消して目を瞑る。

 しばらくすると、元気になるタイミングがあり起きるのであるが、今日はダメであった。寒いのである。ファンヒーターを点けてなご成る。気が付いたら1時間も経っていた。

 今日はまだ、やりたいことがあったのである。

 まずは、先の魚を切って干物用の乾燥棚に入れる。

 次いで、甘酒作りである。カブの下漬けはいつだったか、このブログで確認して3日は過ぎていることが分かった。ここで、中身を混ぜて均一に漬かるようにする。甘酒は1日かかるので、明日本漬けになろう。麹を摂取するだけの目的でやっているのである。

 15時を回ったので、セカンドオフィスへ向かう。まだ、買い物も頼まれていたが、明日にしよう。

■「ヒトは〈家畜化〉して進化した」(ブライアン・へア、ヴァネッサ・ウッズ著、白揚社、2022年)を読む。

「それは進化におけるフィットネス(適応度)を高めるからだが~」

「~“適者生存”とは“みずからが生き残って生存可能な子孫を残す能力”~」

「強くて無慈悲な者が生き残り、弱い者が死んでいくという考え~」

「アリの生存量は、ほかの陸上動物をすべて足した生物量の五分の一に相当すると推定されている。」

「ヒトよりも成功している種はたくさんいる。」

「人間は地球上で最も寛容であると同時に、最も残酷な種でもある。」

「サルは高く登れば登るほど、お尻がよく見える」

「認知能力が進化するのは繁殖に成功しやすくするため~」

「遺伝学者は国家の敵であると宣言され、強制収容所に送られるか、ニコライのように殺された。」