魚津・黒部・入善

■魚津・黒部・入善

 今日は家人と7時30分出発の約束になっていた。6時過ぎに目が覚めたが、脚が痛い。登山二日目の筋肉痛が起きた。まあ、その内に治るだろうと朝食を食べて身支度する。昨日、テレビニュースを見ていて、魚津でカニが安く食べられるイベントを知り、行こうとなった。新湊にも似たようなことをやっているが、ここは6千円~になっていた。それでも、長蛇の列であった。

 まあ、並んででも食べたいのかと思いながらテレビを見ていたが、果たして自分たちが雪がちらつく中、長蛇の列に並んだのであった。

 このイベントのポスターである。確かに騒動であった。

 30分ほど並んで中に入る。整理券を購入する。小屋の中には大漁旗がひしめいていた。中は暖かくていいね。

 整理券が買えた。見ると、ほとんどの方がテーブルについている。まだ、1時間もあるのにとアンケートを記入後、売り場に移動する。

 水揚げ仕立ての海産物が並べられていた。驚くことに、次から次へと売れていた。

 カニも袋に入れて2杯、3杯と売れて行った。

 自分たちは車で待つ。10分前に中に入ったら、ほとんどの方が食べていた。

 大きな窯で茹でられたカニが、配られていた。

 一杯丸ごとである。嬉しいことに暖かいのであった。

 ここで、思い出した。自分は丸ごとのカニを食べたことがないようだ。従って、どうやって食べ始めればいいか分からない。家人は知っており、甲羅を開ければいいと教えてもらう。

 実は、このようなイベントに供されるカニはスカスカかと考えていた。しかし、身がぎっしりと詰まって、味噌も大量にあり、正直お腹が膨れたね。

 せっかくここまで来たのだから、ほにゃらら、食べてまと、魚津から黒部へと車を走らせる。

 道の駅に入ったが、ここはどこだろうか?

 分かった!

 最近出来たらしい、家族連れに適しているようだ。何点か買い物もする。

 この店は、さつまあげの店であるが、家人はアンバターの製品を買っていた。合うのだそうだ。

 店の前は築山のようになっており、夏場は水が張られるような池があった。眺めているだけでも安らぐね。

 直ぐ前のスーパーで山ほど買い物をする。

 せっかく、黒部まできたのだから、入善のラーメン祭りも行こうとなった。公園の駐車場からシャトルバスでの移動になっていたが、家人は食べないということで、真ん前まで送ってもらった。

 思ったよりも人が多いね。

 さて、どの店のを食べようかと物色してその店の前に向かう。

 こりゃ、だめだわ。こんな列に並んでいたら何時になるか分からないので、適当に一番空いている列に並ぶ。それでも、10人以上はいたようだ。

 みそらーめんにした。

 これが味噌ラーメンである。どの店か忘れてしまったが、北海道の店であった。

 旨かったね。

 終わってから家人にピックアップしてもらい帰路に着く。

 今日は、いろいろと回れて良かった。

■「矢上教授の十二支考」(森谷明子著、祥伝社、2018年)を読む。

「方角と十二支が結びつけられれば、そこに守りの神が生れる。」

「古代はたしかに“丹――硫化水銀――の産地”を指した言葉だ。」

「~今どき珍しく、ネットにも出ていないお店なのに」

「~アルコールに負ける人間の言うことなど、あてにできるわけがない・・・・。」