スキルアップ研修・総会

スキルアップ研修・総会

 今日は、フォレストリーダー協会の総会である。自分は、司会進行を担当している。

 朝は、いつもの行動であったが、なんだか布団でごろごろしていたら、1時間ほど遅く出た。いつものセカンドオフィスへ向かう。昼は早めに済ませて早目に行って準備などをしなければならない。

 ちゃちゃっと、ケチャップ和えであった。麺がモチモチで良かった。

 総会の前に、スキルアップ研修がある。今回は、先に問題を解くことから始まるようだ。木の問題である。まあ、楽勝だろうねと取り組んだが、全然わからず、知らないことばかりであった。半分も正解できなかった。自分なんかは、まだまだだなあと思わずにはおられない時間であった。研修内容は、その問題の解説であった。

 どんな問題か、記録しておきたい。

問1 「都萬麻(つまま)」と詠まれたタブノキですが~(略)。タブノキの一番近い果物はどれか?

 ①バナナ  ②オレンジ  ③アボガド

問2 「安都佐(あづさ)」と詠まれたミズメですが~(略)。いまひとつこの樹木の異名があります。次の中のどれか?

 ①ミズキ  ②アサザ  ③ヨグソ

問3 「久木(ひさき)」と詠まれたアカメガシワですが~(略)。トウダイグサ科の植物は次の中のどれでしょう?

 ①インドゴムノキ  ②キャッサバ  ③カタクリ

問4 「阿布知(あふち)」と詠まれるセンダンですが~(略)。

  楝(あふち)散る 川辺の宿の

  門(かど)遠く 水鶏(くいな)声して

  夕月すずしき・・・・・

 この歌の題名は次の中のどれか?

 ①春が来た  ②夏は来ぬ  ③里の秋

問5 ニワウルシは、中国原産のニガキ科の樹木です。(略)

  この樹木の別名は次の中のどれでしょう?

 ①神樹  ②えんじゅ  ③珊瑚樹

問6 モウソウチクが原料に使われているのはどれでしょう?

 ①団扇  ②ざる  ③衣紋架け  ④計算尺

問7 「コヨウザン」の名前の由来と、漢字表記は次の中のどれでしょう?

 ①秋に紅葉する「紅葉杉」 ②葉の幅が広い「広葉杉」  ③用途の広い「広用杉」

問8 「スズカケノキ」の和名の意味は次の中のどれでしょう?

 ①果実の形を山伏の衣装の篠懸(すずかけ)になぞらえたもの

 ②風が吹くと葉が鈴を鳴らしたような音を出すことから

 ③猫が好んで鈴を懸けられたようになつくことから

 第二部は総会である。自分は議事進行役である。

 特に問題も無く終った。

 その後は、各地区にまとまっての打合せである。今回は7名の新規会員になった。

■「見果てぬ花」(浅田次郎著、小学館、2020年)を読む。(その1)

「もしや料理と小説はよく似ているのではあるまいか。」

「アイデアと思索、素材の選別、火かげん水かげん、しかも考えすぎるとうまくゆかない。」

「便利なカッター類は信条として使用しない。」

「手早く作れて、安上がりで、しかも栄養価が高いといえば、何と言ってもテンプラ。」

「テンプラ~ポルトガル語の“テンペーロ”が語源である~」

「業界内で会食といえば、テーマは原稿の督促ときまっているから~」

「現代医学の常識に反して炭水化物の大量摂取を心がけ、なおかつ体は使えば使うほど減るという生活信条に則り、なるたけ動かないようにしている。」

「塩分制限などちゃんちゃらおかしく、朝昼晩と味噌汁をいただく。」

「~午前五時起床一日十五時間労働週末祝日皆無という~」

「しかるに、努力は全能ではない。信念と根性があってこそ、努力は結実する。」

「気温が下がると力が湧き、頭も回転する。」

「温泉を切らすと体調も機嫌も悪くなり~」

「~温泉に浸かりすぎて心臓を傷める~」

「立ち湯の温泉はめったにない。相当の湧出量がなければ温度も泉質も保てぬからである。」

「地域性も多様性も急速に失われて、“またこれかよ”と思うことしきりの昨今、~」

「~人間は本来、歩きながらさまざまの想像をめぐらしている。」

「物を考えずに何かが創り出されるなどありえない。」

「想像する時間を奪われ、急激に想像力を喪失した人類は、やがてごく特定の分野を除いて、おそらく正当な創造を停止すると思われる。」