筋肉痛

■筋肉痛

 疲れていたのだろうか、昨日は見たいテレビ番組があったが、寝入ってしまった。おかげで、今朝は目覚めはスッキリであったが、脚を中心に全身筋肉痛でひどい。

 なんとか、捕まり歩きは免れたが、痛みを押して歩く。

 おかげさまで今日の予定はなかった。朝食後は、横になっていたが、いつまでもそうするとこれが苦痛になるので、外へ出ることにした。まったく、いい天気である。

 御前山など760mぐらいでそんなに高くはなく、登山道も整備されており、急登などは無いに等しい。それでこのザマかと、急激に年齢を感じた。

 しばらく歩くと、風は冷ややかで、薫風とまではいかないな。今日のような筋肉痛の日は最短のコーヒーショップへ向かう。値段は少し高いがまあ、家で無為な時間を過ごすよりはいい。

 3時間はいたようだ。途中抜け出して、隣の銀行へも行けた。

 どこかに痛みがあると、前向きな考えは起きてこない。外をぼ~っと眺めながら、頭に浮かぶのは、ネガティブなことばかりである。いろいろ、出て来たが、覚えている一個だけ書いてみよう。

 何かで見たか読んだりしたと思うが、生活に豊かさが感じられないという。さらに、働けど働けど生活にゆとりも生まれないらしい。この原因は何かと考え始めていた。

 自分では、コーヒー一杯300円とか掛けそば一杯300円という額が安いと見るか高いと見るかの違いのように感じている。この間までのインフレ状態であれば、分からないでもないが、利息はつかないに等しく。先ごろの発表で、国民負担率は5割近い。そうなると、知らず知らずお金を吸い取られているのである。確かに、市役所から介護保険料の徴収明細が届いた時は、間違いじゃないのかと問い合わせしようかと思ったくらいである。その上、意識が高度成長というか、昔の華やかなりしころが刷り込まれているし、テレビでもチェーン店の番組が増えているように思う。なぜ、マスコミに登場するのかを考えれば、売れてないからであると考えている。開発者が涙を流して開発の苦労を披露しても、それが価格アップの理由にはならないと自分では思う。

 と、ここまで考えて、前の嫌なことを思い出してしまった。まあ、利用者責任であるが、コンビニで新しいおにぎりが発売されると聞いて買った。公園のベンチに座って包装を外して、最後の包装を剥がすときに、三分の二が落下してしまった。ここまでには、おにぎりはふわふわが美味しいと、盛んにCMが打たれ、自分のような高齢者がまんまと引っかかるのであった。ふわふわということは、米の密度が低いということで、原料の米を少なくして、形状を保たせる技術であると後で思った。

 それ以来、おにぎりどころか、そのチェーン店で買うことはないし、これからもないだろう。

 ネガティブ思考をもったまま、昼食である。今日は蕎麦の日である。カレイの干物が出来ているはずである。

 なかなかいい具合に干しあがっている。

 これを焼く。干しがれいの焼く匂いがする~。やはり旨いね。4切れを干したのであるが、皮が付いたのは、使わなかった。3mm厚ほどなので、食べるところがなくなったためである。次回は、皮を剥いてから干すことにしよう。そうすると飴色で半透明な干物が出来上がるだろう。

 全身の疲労感が昼食後も癒えず、昼寝である。だいぶ休んで、なんとか歩けるので、最短のセカンドオフィスへ向かう。

 今日もだらだらと終わりそうである。

 森の寺子屋の申請書が3通届いていた。幸い、他の地区のであったが、3通とも門松の申請であった。まあ、早いに越したことは無い。自分の地区でも、2箇所あるが、昨年の失敗で、一ヵ所に減るような雰囲気である。

■「いただきますの山」(束元理恵著、ぞうさん出版、2022年)を読む。(その2)

「はぶ草はマメ科の植物で~揉んで5日ほど干してお茶にするそうだ。」

「昔からある言葉を人は疑問を持たずに受け入れがちだ。」

「穴を掘ったところへ、杉の葉やクマ笹など冬でも青々としている葉を敷いて、その上に屈む。」

「イノシシは青や紫ははっきりと認識できるそうだが、赤やオレンジは見えにくいそうだ。」

「春のこの時期、木の中にとっても美味しい虫がいる。カミキリムシの幼虫だ。」

「たしか人間の脂も黄色いんだよな・・・・」

「土からパンを作ってみたい・・・・」

「人の力が及ばないことを機械は叶えてくれる。」

「~モグラ避けに土にクマ笹をたくさん刺してみたんよ。」

「暮らしの中の仕事なので、自分が満足できたら成功だ。」

フキノトウ~少しの油と炒めておくとコクが出て美味しい蕗味噌になるんよ」

「自然は常に動いて、変化している。」

「イナゴは一日置いて、糞をさせてから料理する。」

「Rターン~RはRootsの頭文字。自分のルーツ、血のつながりや縁のある土地に移住すること~」