今日も医者

■今日も医者

 清々しい気候になったものだ。やはり今の季節が一番いいね。今日の予定を確認すると午後一番に医者になっている。今月はこれで4回目である。午後一番といっても15時30分である。この年齢になるといろいろ不都合なことが起きているようだ。これを老化というものだろう。なんせ、生まれて初めて高齢者になったものだから、日々驚きながら生活している。

 そのため、今日は家人を迎えに行けない可能性が高いので、送迎はしないので、全部歩きになる。昔に戻っただけである。

 朝食後は、家人より早く家を出る。気持ちがいいねえ。ややひんやりとしている。最短の次に近いセカンドオフィスに到着したが、ホットコーヒーのMサイズを頼む。

 そして、フォレストの事務作業やら出前講座の準備やらメールの返信などを行うといい時間になっている。午後は医者まで1時間ほど歩かなければならないので、少し早めにでることにした。コーヒーは3分の1ほど廃棄する。これから、Sサイズでいいかもしれない。

 今日は蕎麦の日であるが、ひんやりしているので、温蕎麦にする。まず最初に行うのは、揚げの味をつけることである。フライパンに調味料を入れてぐつぐつと煮る。そうして、味が染み込むまで待つ。

 まあ、ここまでやってあれば楽であるが、なんか寂しいので天ぷらを付けることにした。豆腐のショウガは、多すぎである。やっこは、箸で9等分してからショウガをならしてから醤油をかける。メンマも毎日食べているが、そろそろ傷まないかと期待しているがまだ大丈夫である。消費期限は把握しておきたい。

 全部食べ切れなかったね。蕎麦は少なくしてもいいかな。揚げは2枚でいいかも。天ぷらはこの半分でいい。

 今日も満足のいく昼食であった。

 昼食後は、FM放送を聞く。今日からいい歌が流れるようだ。最近、スマホでチェックしている。

 今日はゆっくりして居れないので、フォレストの準備作業を30分ほどしてから、医者まで歩く。いい風が吹いていた。

 15時に到着したが、15時30分開門で、午後の診察は16時からという。これで、午後一番である。まあ、いいか。

 これは予想していたことであるが、結果はかんばしくなかった。年齢とともにだんだん悪化していく。まあ、そういうものだろうね。

 このままでは、無為な一日になってしまいそうなので、医者の帰りにセカンドオフィスに入り、少し高い飲み物を頼んで長居しようかと考えている。20時が閉店ということであるが、そこまではおれないだろうね。

■「まるい三角関係」(清水ミチコ著、中央公論新社、2022年)を読む。

「誰も訪ねてこないと、人はこういうふうに声が沈んでいくんだな~」

「~できるだけ仕事に繋げたくなくて。」

「パソコンって、書いては消すじゃないですか。あれがダメなんです。」

「パソコンは、あくまで整える道具なんだね。」

「天気がいいのに、なんで散歩しないの!」

「でも、これまで僕が“○○したほうがいい”って考えると、ほぼその逆が正解になっていて。」

「実は私も“自分で決めない”というのをモットーにしてて。」

「きっと、なにとも戦ってこなかったんだと思います。」

「目的もなく雑談できる人間関係も大事にしておかないと。」

「こちらが聞かない限り、昔の話をしない。」

「だから人生は伏線に満ちてるし、誰もが最初から運命的に繋がってる~」

「~人間ってさ、いくつになっても結局変わらないものですよ。」

「就職は“体制に負けた”って言われたもん。」

「~若いころ戦争に“NO”が言えなかった世代でもある。」

「でも、負けた人間の気持ちはわかるつもりです。」

「岐阜って、漬物を焼いてたべますよね。」