梅ジャム

梅ジャム

 朝起きると、筋肉痛がほとんど感じなくなっていることに気がついた。もっと重い病かもと考えていたが、単なる筋肉痛であったようだ。外は雨である。午前中は家の中にいることにした。

 まずは、朝食である。昨日の梅ジャムが食べ頃になっているはずである。パンに付けて食べてみた。

 イチゴジャムならベリーグッドとなるが、梅なのでプラムグッドであろうか。まあ、いつものようにおいしく仕上がってくれた。やはり、砂糖は50%でちょうどいい。

 今日はファーストオフィスで読書である。しかし、すぐに睡魔がやってきて、うたた寝したり、急に元気になってまた本を読んだりを繰り返す。

 少し元気になったので、フォレストの準備作業を30分ほどする。実質的に来週の森の寺子屋は大丈夫そうだ。しかし、念には念を入れて再確認を繰り返す。

 そうこうするうちに、昼の準備である。今日は気温は低いようなので久しぶりに味噌ラーメンを作ることにした。梅ジャムも添えた。

 今までで一番旨かったのでは無かろうか。原因は、キャベツを二掴みいれて、ぐつぐつ煮込んだのと、麺は湯切りせず、水洗いしてスープと一緒に煮込んだためであろう。

 そして、主役のメンマがもう最高である。ちょっと多めに添えた。

 今日も、満足な昼食であった。スープは一滴も残らず飲み干していた。

 昼食後は昼寝である。家人が戻って来た時点で、起き上がり職場へ送って行き、帰りにセカンドオフィスに来ている。

 筋肉痛が無くなったので、また歩きたいね。

■「猿声人語」(山際寿一著、青土社、2022年)を読む。(その2)

「もはや、物を通じて人と人のつながりはなくなっているのだ。」

「人間の社会は日々出会い、語り合い、新たな気づきを得ることから成り立っている。」

「かくして人々は自己実現、自己責任という自己中心的な世界を描くようになり~」

「~すべてを金に換算して考えるようになる。」

「若年性糖尿病や食物アレルギーなど近年の非感染症の疾患は、こうした常在細菌の働きが抗生物質の多用や肥満などによっておかしくなったことに起因すると言われている。」

「お金をたくさん稼ぐことが幸せな暮らしに直結するわけではない。」

「私たちは出会いを通して気づきを得る。」

「幸福とは個人に属するものではなく、人々の間に生ずるという言葉も~」

「工業的農業によって食物が大量生産され~そこには個人の健康に対する配慮は薄い。」

「生き物はアルゴリズムであり、生命はデータ処理である」

「かつての法定伝染病といわれた細菌による感染症はほぼ消滅した。代わりにアトピー性皮膚炎、花粉症、小麦アレルギー、1型糖尿病など、人の免疫系に関する病気や胃腸疾患が急増している。」

「腸内細菌の遺伝子は人の遺伝子と協力して、エネルギーの摂取や貯蔵を操作し、肥満や病気への抵抗性、脳の働きにも大きな影響を与える。」

「面白いことに、腸内の細菌を復活させるには、健康人の糞から直接細菌を移すのが効果的だという。」