走馬灯20

■走馬灯20


 ぜんちの人生は幸せでした。

■「定年オヤジのしつけ方」(小川有里著、講談社、2007年)を読む。

「自分一人のお昼は火も包丁も使わずにすむ“その辺にあるもの”で十分なのだ。」

「オジサンは麺類が大好きなのだ。」

「黙々と食べていると“ごはん”というより“というより”えさ“を食べている心境になる。」

「向いていないことは強制されても続かないものである。」

「家事や家のことに生きがいを見出した夫はどこへも出ようとしない。」

「散歩は一人に限るのだ。」

「~夫が病気になって自分より先に死んでもらわなねばならないからーーー」

「こうしてほしいということを言葉にしていかないと、声の大きい人、押しの強い人の言うなりになるのよ。」

「お金はあっても、することがない。」

「ドーデモいい、だらだら生活はパジャマを脱がないことから始まる~」

「なるべく写真を撮らない」

「生活の目標が退職金を減らさない“守りに徹する”という定年後はちとわびしい。」