走馬灯32

■走馬灯32

 ぜんちの人生は幸せでした。

■「老いの才覚」(曾野綾子著、ベスト新書、2010年)を読む。(その2)

「老人であろうと、若者であろうと、原則はあくまで自立すること」

「老人といえども、強く生きなくてはならない。」

「人は、その時その時の運命を受け入れる以外に生きる方法がありません。」

「~人生の旅」

「自分の能力が衰えてきたら生活を縮めることを考える」

「でも人の好意に甘えると~ちゃんと日当なり、時間給なりを支払うべき~」

「しかし社会がしてくれるものなら、何でももらっておこうというのは、乞食根性になっている証拠です。」

「高齢者に与えられた権利は、放棄したほうがいい」

「現実の暮らしの中では、私は明らかに性悪説で自分を律してきました。」

「~すべての人が泥棒だと思ってスタートしました。」

「私たちは基本的に、人を信用してはいけないのです。私は、最終的には国家さえも信じてはいけないような気がしています。」

「老人であるというだけで受けられる厚遇が、いつまでも続けられるはずがありません。」

「自立は経済から始まる~」

「死ぬまで、働くことと遊ぶことと学ぶことを、バランスよく続けるべきだと私は思います。」

「やはり役にたたなくなったら、組織から出なくてはいけない。」

「自分がやった仕事に“対価を払います”と言われているということは、社会から疎外されていない証です。」