走馬灯44

 

■走馬灯44

 ぜんちの人生は幸せでした。

■「“新老人”を生きる」(日野原重明著、光文社、2001年)を読む。(その3)

「~子どもを駄目にする一番簡単な方法は、欲しい物を何でも与えることだ~」

「文明には限界があるということ、贅沢にも限度があるということを知り、もっと心を満たすものを求めるべき~」

「病によく耐える姿を見せるのもその一つです。」

「日本人の平均寿命というのは、今日ここで人が生まれたら、その子どもがその後平均して何歳まで生きるだろうかという予測の年齢です。」

「内蔵器の病気の多くは、このように初期には症状がないことが多いのです。」

「日本人の死因ではガンがいちばん多く、その次に心臓病、それから脳卒中、肺炎という順番になっています。」

「~病気の知識を与えるのも健康教育だと思います。」

「治らない病気のことをすべて慢性病といいますが、遺伝子的な慢性病は非常に少なく、原因の大部分は自分がつくった~」

「これは、みなさんが寿命を自分でつくっているというはっきりした証拠だと思います。」

「~慢性の病気は治るというものではないのです。」

「~成人病を生活習慣病と言い換えて、自分の健康は自分のお金を使って責任をもってもらいたいという意図が見え隠れしています。」

「医学の中ではかろうじて予防医学だけが病人をつくらない医学といえるのかもしれません。」

「フレキシブルな機能をもたない法治国家というものが生活内容の進歩にブレーキをかけたり、国民を不幸に追いやったりしている~」

「思いは高く、生活は質素に」

「習慣が人をつくります。」