■走馬灯78
ぜんちの人生は幸せでした。
■「生きる勇気が湧いてくる本」(遠藤周作著、青志社、2017年)を読む。(その3)
「どんな人間だって外部世界にみせている自分のほかに“もう一人の自分”を持っている筈である。」
「沈黙の声」
「どんな人間にも自然治癒力というものがある。」
「だが一週間や十日、生ける屍のように生きつづけて何の意味があろう。」
「花見には別に桜のあまり咲きほこる場所に行く必要はない。」
「人間、多少年もとれば自分がダメな人間であることを知り~」
「年をとるということは、美しいどころか、妄想にみち、辛く、悲しいものだというのが、私の偽らざる気持ちです。」
「~今の社会では憐憫の対象の老人はあっても、敬う対象の老人のイメージは失われているのである。」
「昔の事はよく憶えているのに最近のことは霧で覆われたようにわからない。」
「歳月の力を私は高く評価している。」
「私は私、これでよし」
「死に支度いたせ、いたせと桜かな」
「日本語で“からだ”というのは、もともと殻を意味する。」
「インドの面白さは何もかもが共存していることである。」
「これでジタバタして死ねますよ」