ポイント

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■ポイント
 自分たちが若いころには、ポイントというシステムはなかった。近いモノでブルーチップとか、スタンプカードはあった。
 このシステムの腹立たしいのは、ポイントカードを持って無いと加算されない点にある。その結果どうなったかというと、いくつものポイントカードやらスタンプカードが財布の中であふれかえることになった。
 目的のカードを探すために、トランプの如く一枚一枚繰りながら探す。当然時間が掛かる。
 しばらくして、スマホにカード情報が入るようになった。スマホという電子機器は、必ず壊れるということに、鷹揚な人はこぞって入れている。
 自分は、絶対にやらない。
 そうこうしているうちに、あちこちでポイント付与廃止になる。
 ポイントが付くことで、顧客の囲い込みを宣伝していた口で、廃止すると流れる。
 ポイントは、最初は少額でも安くなるのでお得感があった。しかし、直ぐに疑問を持った。
 商品の価格の決め方には、いくつかあるが、最も一般的なのは、コストプラス法であろう。コスト(原価)に利益を加えて売価を求めるのである。
 最初は、ポイント分は、この利益から払われると思っていたが、しばらくして、あらかじめ■■■■■■■■■■■■のではと思い始めた。
 そうなると、ポイントを付与しても適正利益は守られるし、自分のようにカードを無くしたり、持参しなければポイント分が■■■■■■■■■■■■ができるということではないかと疑い始めた。
 もう一つの弊害を思い出した。財布の中にカード類がたくさん入れていたので、銀行のキャッシュカードのICチップの金色の部分が擦れて再発行をしなければならなかった。そのため、現在は、一枚一枚カード入れに入れている。
 煩わしい世の中になったもんだなあ。

■「生きるよドンどん」(畑 正憲著、毎日新聞出版、2023年)を読む。

「体のことなど考えない。どうなってもいい。」

「~メモは要らないのである。」

「要するに、ボケ、ているのである。」

「一つの言語を習得するのがいかに大変か~」

「私の先生は、音読百ぺん、意自ずから通ずると言い、訳しては下さらなかった。」

「ブラジルの木は、ヨーロッパへ輸出された。~それが、いつしか国名になってしまったのである。」

「この世に、ネズミを常食にしている人びとがいるのである。」

「~たいていの魚は、大きい方がうまいよ。」

「がんは、人に命について考える機会を与える。」

「~使わないと、筋肉は三日間の内に退化を始め~」