BGM

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■BGM
 コーヒーショップなどの店に入って嬉しいことの一つにBGMがある。
 特に中学生時代に聞いていた音楽が掛かると、思考は停止してしまう。
 そして、まだ夢も希望も持ち合わせていたころを思い出そうとする。
 匂いと音楽は、永遠に残るものらしい。
 ほぼ毎日聞いているNHK-FMの■■■■■■■■もいい。フォークソングなんか掛かろうもんなら、石膏にでもなったようになる。
 ここでギターを取り出してガナリ立てるまでは、行かない。
 自分もギター挫折組であるが、今の時代は、様々なツールが無料で恩恵を受けられるので、何回目かの再開もいいかもしれない。
 しかし、楽譜を見る目が見えにくくなっているし、弦を押さえたりする指は、■■■■■■という診断が付いて、コード進行に付いて行けないだろうし、歌を歌っているのか、咳をしているのか分からない状態では、叶わぬことと認識している。
 ■■■■■■は、重い物を持ったりすると、軟骨が擦り減り、痛みを伴うので、治療法はないという。自分の場合は、前職が原因であることは、間違いない。
 このBGMは、かなり慎重に作られていると感じる。自分の分かる範囲ではあるが、選曲が素晴らしいね。
 目を閉じて聞いていたら、いつの間にか熟睡であった。

■「ラーメンカレー」(滝口悠生著、文藝春秋、2023年)を読む。

「今夜ここで死ぬかも知れない。」

「旅先だと一週間はあっという間だ。」

「~なんでこんな花の名前も知らずにこれまで生きて来れたのか~」

「私はいつでも喉が渇いている。」

「~無知ゆえの偏見は愚かであるという~」

「腹は煮卵のように丸く張った。」