ダブルクリック

■「『狂い』のすすめ」(ひろ さちや著、集英社新書、2007年」を読む。
 自由という語源は、自分に由(よ)る、という。著者はサマセット・モームの「人間の絆」に影響されてとのこと。読んでみたい本の一つになる。世の中の反対のことを主張して屁理屈を付けているのかと思うこともあったが、妙に説得力があった。真実と言うのはこういうことを指すのかも知れない。人を裁くな、は良かった。

■ダブルクリック
 パソコンの調子が悪い。立ち上がりに画面が乱れる。ウイルスに感染しているファイルが70ほどあると表示される。もっとも調子が悪いのが使っている自分である。しばらく前からダブルクリックの成功率が下がっている。2回目のマウスクリックの操作がずれるので、「ここへコピー」が表示される。あまりに成功率が悪いので最近はシングルクリックで右ボタンを押し、「ファイルを開く」を選択している。単に老化の一つだろう。目がかすむ、耳が聞こえなくなる、しゃべる言葉が何を言っているのか分からなくなる。しかし、動悸、息切れ、めまい、頭痛、肩コリはない。これは山歩きの成果だろうか。