宗教心

■「本当の話」(篠原鋭一著、興山舎、2008年)を読む。
 短い話なので読みやすい。冒頭から涙ものばっかりであった。この本には現在の社会が忘れてしまった心が詰まっている。最後までいい本だった。

■宗教心
 初対面の人としてはいけない話題として、政治、プロ野球、宗教があると小さい時に教えられた。信仰心は大事だけれど追いすぎてもいけないと子供心に思ったものだ。これまでの自分の人生で宗教に心が動かされた時期が幾度かある。別に事件があったとか、悩みがあったとかでは無かったようだが、忘れている。
 今、人生で何度目かの宗教心が前に出て来た。自分のDNAは特に座禅について興味を持っている。この関係の書物を数冊借りて読んでいる。もう少し、ゆとりが出来たら、週末座禅に入門しようかと近くのお寺を探している。まず、自宅で座ることが出来てからの話である。今の自分では両足は組めない。