走馬灯28

 ■走馬灯28

 ぜんちの人生は幸せでした。

■「愚の力」(大谷光真著、文藝春秋、2009年)を読む。(その2)

「お坊さんは、人は死ぬものだともっとはっきり言わないといけない」

「ここでいう“悪人”とは、自分の力で仏になるべき能力や素質がそなわっていないものという意味です。」

「すべて都合の悪いことは他人のせいにしてしまいます。」

「救援する側も武力が必要になる。」

「人生はだれもが思い通りになりません。」

「有限性の自覚にたったとき、初めて何かが見えてくるのです。」

「往生は普段から決まっている、死ぬ間際に決まるのではない~」

「現代人は“自分は賢くて他人は馬鹿だ”と思っています。」

「私たちは流されるように日々を生きています。」

「病気にならない人間になることはできないし、中には不治の病にかかる人もいます。」

「“悩む”とは“考える”ことです。」

「凡夫とは、楽をしたい生き物です。」

「~すべてを“わかりきったこと”と言い切れる感覚の浸透は恐ろしいものだと思います。」

「明日ありと思う心のあだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」

「自分の人生のすべてをこれで精一杯生きた~」

「今やらなければ“間に合わない”との切迫感があったはずです。」

「宗教とは予期せぬ素晴らしさに出遭うことでもあります。」

「そもそも具体的な解決をすぐに求める姿勢が煩悩だからです。」