ある冬の日

■ある冬の日
 手に当たる雨が冷たい。明日は吹雪の予報である。家人は寝込んでおり、早く帰宅して子供たちの世話をしなければならない。寒いのと急ぐとで早足で歩いた。2kmを20分くらいの早さだと思う。家人に言わせると「普通じゃない?」というが、この歳では負荷が大きい。脚が痛くなっても早足をやめない。脚が吊りにかかるが、早足をやめない。汗がうっすら。
 帰宅するとさっそく夕飯をせがまれる。外食という訳にはいかないので、持ち帰り料理にする。近くのラーメン屋さんでは中華料理の持ち帰りが可能だ。
 チャーハンや酢豚などを持ちかえる。
 自分の夕飯は、残り物にする。酢豚の肉と野菜が子供たちに食べられた後の、黒酢あんかけをご飯にかけて食べる。これはいけるし、無駄が無い。