新語10選

■新語10選
 日経ビジネスからの抜粋である。
○2010年 生物多様性、TPP、ウィキリークス無縁社会イクメン、女子会、食べるラー油ソーシャルゲームスマートフォン、K−POP
○2011年 東日本大震災原子力村、再生可能エネルギー、帰宅難民、アラブの春なでしこジャパンコンプライアンス暴力団排除条例タイガーマスク現象、国民総幸福
○2012年 
LTE(Long Term Evolution=長期的進化の意)従来に比べ高速なデータ通信を可能にしたモバイル通信規格のこと。第3世代(3G)の次世代、かつ今後登場する予定である第4世代(4G)の前世代に当たる通信規格を指します
LCC(Low-Cost Carrier)とは格安航空会社のこと。徹底した経費節減や、機内サービスの有料化などにより、格安運賃のビジネスモデルを実現した航空会社を指します。
ステマ ステルスマーケティング(stealth marketing=内密の宣伝行為)を略した言葉で、仕掛け人の存在を隠して行う宣伝活動を指します。
④「ブラック企業」(またはブラック会社)です。従業員に対して非合法あるいは脱法的な方法で、劣悪な労働環境を強いる企業を指します。具体的にはサービス残業を強要したり、過剰なノルマを課したり、パワーハラスメントが横行していたり、などの事例がこれに当たります。
⑤美魔女 才色兼備である「大人の女性」を意味する言葉。
⑥iPS細胞(Induced pluripotent stem cells=人工多能性幹細胞)とは、人間の体の細胞を「初期化」して様々な細胞に分化できるようにしたもの。
⑦街コン(まちコン) 「参加費を払った同性グループが指定された飲食店を回遊。目印(リストバンドなど)を付けたグループ同士で交流できる」イベントのこと
⑧脱法ハーブとは、大麻に似た成分を含有する香草のこと。一部販売店が「合法ハーブ」と偽証して、観賞用の名目で販売しています。しかしながら、吸引など「摂取目的」で購入する人がほとんど。含有成分は法律上の禁止薬物ではないものの、身体への影響について不明な部分が多く、「実は禁止薬物よりも健康を損なうリスクが大きい」とする見解もあります。
⑨終活(しゅうかつ) 近年「人生の最期について、自分であらかじめ十分な準備をしておきたい」という考えが広まっています。葬儀の手配を事前に行う「生前契約」、介護や死後の方針をあらかじめ書き込んでおく「エンディングノート」なども話題になりました。
孤立死 「高齢の親子が誰にも看取られず亡くなる」などの事例に対して、「孤<立>死」という表現を使うようになりました。つまり地域社会から孤立した存在は、必ずしも「独り」ではない状況があるのです。