ゆっくりの休日

■ゆっくりの休日
 良い天候である。予報では夕方から崩れるとか。こんな日も登山している人が多いだろうと思っていた。朝、家人を職場に送って行き、喫茶店でモーニングを食べる。

 開店の時に並んで買った回数券を持っているが、書店が開く10時までゆっくりしたかったので、ビッグサイズを頼む。回数券は使えない。
 書店で本を眺めていた。もう長い間買っていない。雑誌は正月号が出ている。登山の雑誌の付録に釣られて買ってしまった。大きな出費になった。ついでに、図鑑も予約した。これも大きい。来年は花の名前を正確に覚えたい。
 昼は、ラーメンである。ウドン屋さんかららーめんチェーン店に変わり、また看板が変わった。「色は匂えど散りぬるを〜」である。メニューが2品しかなく選択の余地はなかった。似たようなのが地元にある。ワン! 後味は良かった。

 食後はミスドで山の雑誌を熟読する。少し眠る。家人を迎えに行くにはまだ時間がある。ショッピングセンターなどへ行き時間を潰す。こういう一見無駄だと思う行動こそ大事である。魚売り場では「寒ブリ」が丸ごと売られている。同じ大きさであるにも関わらず、能登産は1万8千円で氷見産は3万5千円である。同じ海域ではないか!獲れた場所の違いだけで倍も値段が違うのか?味は同じであろうと考えている。おかしな世の中である。ブランドを守ることも大事であるが、消費者の考えも考慮しないと今の家電業界のようになるのでは・・・・と余計なことを思ったりした。
 おせち料理予約コーナーでは、5万円、6万円というセットが受付終了になっており、安いのだけが残っている。どんな人が買っていくんだろうと不思議な感覚である。カップそばで年を越し、スーパーの惣菜で新年を迎える家庭が多いと聞いたことがある。格差は確実に広がっているのか・・・・と再び余計なことを思ったりした。