早死にする職業

■早死にする職業ランキング
あるブログからの抜粋である。
「早死にする職業ランキング」という何とも物騒なモノを、週刊誌「SPA!」電子版が2013年7月16日に発表した。
一見すると必ずしも典型的な3K職場ではなく、世間で華やかと認識され合コンでもモテそうな業界もランクインしている。事故と隣り合わせでない仕事なのに「短命」となるのはなぜか。
1点目は「裁量権の有無」。自分で業務をコントロールできるほどストレスが少なくなる。2点目は「過重労働・暴飲暴食」だ。すなわち裁量権が少なく、長時間残業が続き、生活が不規則となって大量にアルコールを飲むような職業人は、命を縮めてしまうのだ。
これに当てはまるワースト1位には、「大手広告代理店の営業」が選ばれた。2位以下は「IT企業の下請けSE」「チェーン飲食店店長」「若手官僚」「病棟勤務の看護師」と続く。官僚といえども、若手のうちは裁量が小さいようだ。
国連の社会権規約委員会は2013年5月17日付で、日本政府に対して長時間労働などが原因の過労死や過労自殺に懸念を表明、防止のための措置を強化するよう異例の勧告をした。一生懸命働いて年金を納めても、貰えるまで生きていられないような世の中では厳しい。