親の死なせかた

■親の死なせかた
日経ビジネスからの抜粋である。
「40代50代のビジネスパーソンは、他人には言わなくても親の介護や終末期医療の問題を抱えている人がとても多いのは確かで、知らなかった、考えてなかったでは済まないですね。
「何もしない」という選択ですが、高齢者で口から食べられない、つまり飲み込めないとか、認知症で食べるという行動自体ができないという場合の点滴や中心静脈栄養や胃瘻による栄養投与を、海外ではしないところが多いと。それはつまり、餓死させてしまうということですね。それでいいわけですか。
消極的安楽死という言葉があるかどうか知らないけど、オランダやベルギーのように積極的安楽死を認めている国も、実際にはなかなかうまくいっていないようですね。医者が拒否したりとか。でも消極的安楽死は臨床の場では実際に行われているわけですよ。点滴を絞って栄養を次第に減らしていくとか、管を抜いてしまうとか。」