休業や廃業

■創作
  ◎白い道ズルッと滑った踏ん張った   禅智
 今朝は天気が良かったものの放射冷却のため、融雪の水が流れているところは氷になっていた。朝方少し降ったのだろうか、うっすらと雪化粧をしている。この上を、踏みしめながら歩くのであるが、ややもすると滑りそうになる。
 ちょっと気を抜いたら右足がズルッと前に滑りバドミントンの足のばしのような格好になった。今回はここで踏ん張ることができた。
 通勤場所で一番滑りやすいのは、横断歩道の上である。融雪の水が凍った氷に加えクルマが均すので危険極まりない。一度、横断歩道の上で尻もちを着いたことがあった。
 中の人が面白そうに笑っていた。
 寒い日は、道路の左側の歩道を歩いている。こうすると日向になり温かい。田圃の風景を見て思わず笑みがこぼれる、これは自然と一体になったからだろうか、滑っても転ばなかった自分に“セーフ!”と感じているからだろうか。


■休業や廃業
NHKニュースからの引用である。
「去年1年間に休業や廃業をした企業の数は、統計が残っている平成12年以降で最も多かったとする調査結果がまとまり、景気回復の動きが続くなかでも、中小零細企業では業績の低迷などで事業の継続を断念せざるえないケースが多いことがうかがえます。
企業の倒産が減少している一方で、自主的な休業や廃業が増えていることについて、調査会社では経営者の高齢化に伴って後継者を確保することが難しくなっていることに加えて、円安による原材料費の上昇や建設業を中心に人手不足で人件費が高騰していることが背景にあると分析しています。
 調査会社では、「景気の回復が続くなかでも中小零細企業では業績の改善が遅れて、経営の先行きも厳しく見ているところが多い。ことし4月の消費税率の引き上げを控え、動向を注視していく必要がある」としています。」