馬鈴薯

馬鈴薯

◎何気なく白い花見て顔和む   禅智  【残り600日以内】
 月曜日から顔に違和感がある。山の精にやられたようだ。右目の虫さされは記憶にある。しかし、左唇やこめかみの痛さは記憶にない。どこかでぶつけたのか。
 今日、読書スタンドが壊れているのが分かった。首のところから折れている。寝像が悪くて頭で激突して壊した可能性が疑われる。まったく記憶に無く恐ろしい話である。
 今日も暑い日であった。職場でめまいを感じたが、決して悟られることなく過ごせたが、今週は持つであろうか。
 朝、庭先に白い馬鈴薯の花が咲いていた、なんとなく和んだ気持ちになった。

 どうも顔がおかしいので、救急病院へ行った。虫刺されで初診の用紙を記入したら外科ということであった。外科部屋に入ると、虫刺されではないということで内科に回される。病院内回されるのはを嫌なものだ。時間も長くかかった。内科医曰く、「ここでできることは何も有りませんので、明日必ず専門の病院を受診してください。必ずですよ!」
 結局診察もされず薬も出ずで2,000円以上取られる。
 明日は、何か仕事が溜まっており、午後から休み貰うことにする。

■「植村直己・夢の軌跡」(湯川 豊著、文藝春秋、2014年)を読む。
 名前は知っていたが、詳細は知らなかったので、良く分かった。少し涙腺が緩む場面もあった。
「〜世界史上に残るような大冒険家や大旅行家は、ほとんどそれが一つの資格であるかと思われるほど、例外なく記録魔であった。」
「その願望を実現させるために、節約に節約を重ね、ストイックなまでの日常生活に耐える。」
「山登りは自分の足でやるもの、自分の装備でやるものだ。」