白い雲

■白い雲
◎青空にぽっかり浮いた白い雲    禅智
 朝。今日は快晴だと空を見上げながらの通勤路。通りに出ると東の空にぽっかりと白い雲の塊が場違いのように浮かんでいる。UFOか? USOだろう。
 そのため、日差しが強く大粒の汗がぽたぽた落ちる。健康的だなあ!
 コンビニで昼食用のパンを買うとコーヒーが無料で付いて来た。これで、2度目だ。金曜日にそうしているらしい。一度目は、アイスコーヒーにして道々飲みながら歩いたが、これは行儀が悪いので今回はホットコーヒーにした。自然冷却し、昼ごろには飲みごろになった。
 朝の予報には反して帰宅時刻には昼から降っていた雨は止んでいた。自宅近くの交差点を過ぎるとポタリと大粒の雨が一滴頭に当たった。粒が大きいので、これは大雨になると思い、全力ダッシュ、後3分、後2分と心で唱えている最中もだんだん雨脚は強くなって、やがて本降りのころは玄関先に居た。ギリギリセーフである。

■「里山の花散歩」(中野 進著、花伝社、2005年)を読む。
 自然のことを学ばなければならないと思い立ったが、ただ図鑑を見ているだけでは長続き思いしないと考えこの本を手に取った。最初にはきっかけ、花の語源や俳句、短歌があり、詳しい説明が数ページに凝縮されている。
 花の写真は白黒なのは残念であったが、十分分かる。
 こういう本が書ければいいなあと思い、最後の参考文献を見たが、大変なボリュームであり、ここまで調べなければ書けないのかと驚いた。
 この手の本を毎月読んでおこう。何度でも読んでおこう。
「自然には不思議なことや神秘的なことがまだまだたくさんある。だから私はいつになっても自然探訪が止められない。」
「生きるために草の根も食べていたのである。」
「素直に感動できる人は、ほんの一瞬でも詩人になれるのかもしれない。」