ひんやり

■ひんやり
◎秋迎えひと雨ごとの涼しさよ    禅智
 昨晩は雷雨が激しかった。それに対し今朝は、空一面に青空が広がっている。道路はまだ濡れているところがあり、涼しさを演出してくれた。玄関を出るとひんやりとする。日陰では風も手伝って気持ちのいい休日の朝であった。
 道端に咲いた小さなピンクの朝顔が一輪、得意げに上を向いていた。
夕方、職場からの帰りに同じ朝顔を見ると朝咲いていた花はダラシナクしているのに対して渦巻き状の花がある。きちんと渦巻きになっている。たぶん、明日咲く花ではないかと思って見入った。
 夕飯後、ぶどうが安かったと食卓に出された。巨砲だと思うが種が無い。そして安い理由は房になっておらずすべてバラの状態であることらしい。落ちたものかどうかは分からないが、味は同じであろうし、食べやすく、トレイに入れた時に果実の密度が高くなるのでお得感がある。


■「団地で暮らそう!」(長野まゆみ著、毎日新聞社、2014年)を読む。
 エッセイかと思ったが、違ったようだ。団地の構成部品についていろいろ考察している本で教科書かと思った。昭和30年代も話なども出てきて懐かしながら読んでいた。