朝寒

■朝寒
◎朝寒や指先なぞり何思う   禅智
 天気予報によると北の方に冷たい大気がいるため、北海道の方では雪ということであった。今朝も寒かった。手を保護すべく数日前から手袋をしているが、手袋をしていても指先が冷たくなっている。
 これは、気温が下がっているためばかりではない、ストレスにより指の毛細血管が収縮して指先に体温を届けられないためもある。第一段階突入である。
 次に来るのは、第二段階のゲップである。そして、第三段階、第四段階へと進む場合もあるが、そのまま治まる場合も多い。
 夜は三日月が細かった。もうすぐ新月になるのだろうか。自分のお腹もあのように薄くなればいいなあなどど思いながら帰宅する。
 帰宅後は、回覧板と来月の予定表配りがある。回覧板は先頭の家2軒のみでいいが、予定表が全戸数回らなければならない。朝でもいいが、朝は郵便受けに朝刊が入っており、入れにくいので夜にした。運がよければ広報と同じタイミングで来るが、紙を一枚一枚配るのは結構大変であった。
 今週末の予定は空いてる。登山の場合は、このところ必ず迷惑を掛けているので企画を打ったり、自分から誘うわけにはいかない。
 誰からもお誘いがない場合は、自分が別の登山で行けなかった自然観察会の場所であった眼目寺まで行こうかと考えている。

■「南島小説二題」(いとうせいこう著、河出書房新社、2014年)を読む。
 現実離れした南国の生活を彷彿してくれる。小説と手紙の意味が良くわからなかったが、小説はありえないことを書いてあり、手紙の方は真実を書いてあるということが途中で分かった。