オンリーユー

■オンリーユー
◎イブの朝氷蔓延る冬の風   禅智
(いぶのあさ・こおりはびこる・ふゆのかぜ)
 朝方、雨は降っていなかったが、歩道の積雪が気になり長靴にした。今日の風は冷たかった。道路には雪溶け水が凍り滑って危ない。
耳はフードをかぶっていたので快適であった。
 この寒さ、気温だけではない。昨日来年から収入が減ることが確定した。♪降んり〜ユ〜
ホームページの文言を変更した。寒さが内外と厳しい年明けになろう。

■「水の出会う場所」(魚住陽子著、駒草出版、2014年)を読む。
 長い内容であったが、食い入るように読めた。どんどん引き込まれていく感じがする。舞台が、山の麓の山野草や樹木や茸が採れるところであったことがそうしているようだ。山野草だけでもこれだけの知識は欲しいものだ。それと、俳句も良かった。本格的に創作しておられるようである。まったく見本ような書物であると思った。自分もこれの1割でもかければいいなあと思わずにはいられない。
「白木蓮って、不思議な散り方をするんですね。まるで秘密を吐き出すみたいな。」
「やっぱり音楽は魔物だ。クリエイティブな仕事をしている人の感性を磨くし、高揚をもたらす」
「俳句を作ることが生活の中に習慣として定着した」
パニック障害のひとつに『予期不安』という症状があるが、それだろうか。」
「暇にまかせて本を読んだり、俳句を捻ったり、客は来なくても、一冬分の薪は割ったし、保存食は地下にたっぷりある。」
「病みの思い出の凶暴なエネルギー」