大寒

大寒
大寒に己の明日何思う   禅智
 今日は二十四節気の中の大寒である。一番寒い時期ということで命名されたと思うが、平野部には積雪がなく、心なしか温かみも感じられた。しかし、体に当たる風は冷たくフードをかぶっての通勤になった。
 これから起こることがほぼ100%の確率で予想できるため、寒くなってくる。この寒さは、大寒の気温と相乗効果を発揮し、深くこころに突き刺さるようだ。
 帰宅時は昨日にもまして指先が冷たかった。500円の手袋の防寒性などあざ笑うような冷気が全身を包む。
 大寒に身の毛もよだつようなオヤジギャグを考えていたが、夕飯を食べたら忘れてしまった。

■「時は移り、時は実る」(坂東眞理子著、風心社、2014年)を読む。
「古典には時の流れの中で生き残ってきた生命力があります。」
「〜おごれる者も久しからず ただ春の夜の夢のごとし〜」(平家物語
「慢心する前に稽古を重ね、基礎を身につけよという教え」
「歳とともに時間は加速度的がついて早くすぎていきます」
「散るさくら残るさくらも散るさくら」(良寛)
「われわれはこの世に何ももたず生を受け、また何ももたずこの世を去っていく」(新約聖書
「公務員を退いてそれまでの地位を失ったとき、私の地位や昇進の可能性を評価して近づいていた人たちは、スーッと去って行きました。」
「一つの方法が、やりがい重視の小さな起業です。雇われようと思わず、自分で仕事を始めればいいのです。」