五月晴れ

■五月晴れ
◎五月晴れ青葉若葉の大笑い    禅智
 夏らしいカラッと晴れた快晴である。日差しも強く立っていても汗が出そうになる。反面、日蔭は風が吹くと肌寒くそのギャップが面白い。ああ、今日も体調が悪い。
 畑の畝が3列あり、トマトばかりと思っていたが、ナスときゅうりであった。まあ、それが普通だろう。
 田圃の土手に大きな鳥が2羽いる。写真はかなわなかったが、たぶん鴨であろう。いつもは、水面に泳いでいるのしか見ないが、陸に上がった姿は大きい。これからは、双眼鏡を携帯しての通勤になるだろうか。
 風になびく青葉は楽しそうに見える。最近笑顔がないと言われている。自分もいつのまにか笑顔を忘れてしまったようだ。しかし、これは当然である。
 肝心なことは精神と肉体はつながっているということである。精神のバランスが崩れそうになったら、さっさと去るべきである。一時的には打撃かもしれないが、必ず将来いいことがあると考えている。ストレスを軽く考えてはいけない。むしろ、誇張して考えるべきではないかなあ。自分も体の発する声を聴いて対応してきた。

■「消えてなくなっても」(椰月美智子著、メディアファクトリー、2014年)を読む。
 読んでいる途中はタイトルの意味が分からなかったが、最後のどんでん返しには思わず、上手いと思った。死んでいる主人公が生きているような生活として描かれてあった。おかしいと思ったのは、カッパと話す場面である。これは、推理小説なのかと思ったが、全体的に爽やかな読後感があって良かった。