落し文

■落し文
◎林道の脇に垂れたる落し文    禅智
 朝、出勤時玄関の戸を開けると「デーデーポーポー」とキジバトの声がする。声の大きさから割と近い。辺りを見回すと電線の上に2羽止り、こちらを向いているではないか。今日はキジバトの見送りだ。見送りがされないことに頭にきて家に火を点け子供たちを焼死させた父親も出る世の中になった。(子供たちに合掌。)
 夜中に雨が降っていたのか、道路には水跡が付いている。風も当たれば涼しいものの気温が高いため、歩けば汗がでる。
 野鳥ポイントを見る。キジの家族がいる。(ヤッター!)近づいても逃げない。
 ご夫婦である。

 やはりオスは美しいねえ。

 少し大きくなった子供も4羽確認できた。

 電線にツバメもいるのでたまには撮っておこう。

 しかし、キジバトが多い。10羽以上見かけた。今日はハト日であった。

 また、電線に見かけない鳥が止っている。頭の毛立ちと大きさから見てヒヨドリであろう。オナガも見えたし、アオサギも見えた。まずまずであった。

 昼近くに胸の痛みを感じ、服用する。ああ、今日も朝から胸がウイ!
 称名滝での解説の時に、枝先に茶色の葉が丸まっていたのをいくつも見えた。オトシブミという昆虫類らしい。落し文には、批判など公然とは言えないことを書いて、人目につきやすい所に落としておく文書という意味もある。