雨模様

■雨模様
 きょうから天気が崩れると予報されている。朝はいつも通りに起きて、家族が出勤後に朝食そして、念入りに歯磨きなど行う。歯の奥まで磨くためにヘッドの小さいのを買って来たつもりであるが、まだ大きいらしく、ゲーゲーとやりながらである。
 先日、餅を食べてたら右の一番奥の歯がのカブセモノが餅にくっついて取れてしまった。一応虫歯の治療は終わっているので、直ぐに痛まないが用心に越したことはない。
 雨なので引きこもろうかと思ったが、一人でファンヒーターを付けるのは不経済と思い、暖を取るべく出かけた。ちょうど、水もなかったし、本も借りたかった。
 雨も降っており、寒かったため、近くのドーナツ屋さんに入る。モーニングセットをやっており、フランクパイとコーヒーのセットで330円であった。温かい室内と軽快なBGMとコーヒーでくつろいでいると、3人の老年者が入って来て大声で話し合ってしまった。ここまでは、我慢の範囲であったが、1時間も経つうちに、おはよう!とか、よう!とかいいつつ5人に増え、一角を独占して大声でしゃべりあう。
 ご婦人同士の傍を顧みないおしゃべりも閉口するが、おっちゃんたちはそれ以上である。たまらずに出る。結局、コーヒーは3杯しか飲めなかった。
 幸い雨は止んでおり、図書館経由で水場まで行けば5kmほどの歩きにはなる。
 この程度では気休めにしかならないが、まあ寒いときは無理をしないようにしなければならない。
 中央通りのシャッター街を抜けるころには雨が強く降って、水を汲んで直進した。
 雪であればカメラが濡れないのでいいと思うが、雨と風では駄目だ。
 今日は野鳥を撮れなかったので過去に撮ったものを掲載する。
メジロ呉羽山

オナガ(近くの公園)

■「吾輩は好奇心である」(轡田隆史著、実業之日本社、2002年)を読む。
「人間とは、好奇心である。好奇心は、人間の本質である。好奇心とは、人間の生きている証である。それは、だれにでもある。なければ人間ではない。」
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかた(泡)は、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。」(鴨長明
「好奇心とは遊びごころ」
「青は藍より出でて藍より青し〜弟子が先生よりもすぐれていることのたとえ」
「〜大根の原産地は地中海沿岸の地方〜ニンニク〜原産地〜エジプト」
「〜行動しなければ、好奇心は、無いも同然なのである」
「野の仏」
「その主人は、学校から戻ると書斎にこもったままで、家人には勉強家と思われ、自分もそうであるが如く見せているが、じつは勤勉家ではなくて、読みかけの本の上でよだれをたらしては寝ている。」(夏目漱石著:吾輩は猫である
「棚から牡丹餅」の英訳は「He expects that larks will fall ready roasted into his mouth.
」(焼けたヒバリが口の中に落ちてくるのを期待して待っている。)
アニミズムとは、宗教の原初的な自然観のことで、樹木や岩石に精霊が宿る、といった信心」
「縄文老人」
「無学、不勉強の自覚もまた、好奇心のひとつの要素なのである。」
「『わかる』ふりを、しすぎる」
「個人の才能とは伝統を学ぶ学び方の才能にほかならない。」