2016年の重大ニュース

■2016年の重大ニュース
 新聞では今年起こった出来事に対して十大ニュースを特集している。このタイミングが自分の今年を振り返るきっかけになっている。しかし、十もないので重大ニュースとした。と、毎年同じことを書いている。
 天気が良かったので散歩に出かけある店で朝食を食べたら、『ろくなもんじゃねえ』の世界になり急きょ帰宅する。しばらく休んで、通称「光沢クロメート」と呼んでいる店で肌着を買う。
 今年の重大ニュース;
1.還暦登山
   還暦には厄除けとして赤いものを身に着けると昔から伝えられている。自分の場合はやはり赤岳だろうと、八が岳連邦に行って登頂した。
 ”還暦に赤岳羽織り秋高し”
2.造園学校で学ぶ
   定年後は自然にかかわりのある活動をしたかったのでいろいろ探していたら、いいタイミングで見つかった。自然と同化しながら人生を終えたいと思う。
   しかし、入学して自分が描いていたのとだいぶ違うことが分かり大いに迷っている。
3.エイジレス社会リーダー養成講座
   富山県の事業で高齢者の社会参加をリードする人材を養成しようという。今年で3年目である。自分の企画は発表対象になり、それなりの感触も得られた。参加者の中から、法人を立ち上げて欲しいという要望もあり、熟慮中である。
4.手作り味噌
   町内の行事で味噌作りイベントがあり、参加した。先月開けてみると見事に発酵しており、家族の評判もいい。もう少し量を増やして1年分作れればいいなあと考えている。
5.心臓が回復
   心臓の負担度を見る尺度にBNP値というのがある。健康な人ではこの値が125以下である。一年前の自分の値は150あり、文字通り悪いことを指していた。これが500になると手術対象になる。手術はよくテレビに出ているゴッドハンドにお願いしてある。今かかっている病院もゴッドハンドからの紹介である。
 しかし、半年後に測定してもらったら、100を切っているではないか。医者曰く、『もう内科的には病人ではない』という。しかし、あまり無理をしてはいけないという。
6.10万円置き引きされる
   まったく油断も隙もない社会になってしまった。銀行のCDのソファーにリュックを開けてCDを操作していたら、40代の婦人が視線をまっすぐに右からやって来てソファーの前で少し膝をかがめて足早に去って行った。
 この時はCDの操作中ということとまさか部屋には自分しかいないので普通分かるだろうと考えていたのが甘かった。
 思い出したことがある、ある職場でロッカーのキーを落とした社員がおり、その日のうちにロッカーの中に入れてあったカバンの中からサイフをすられたという事件があった。ロッカーのキーが落ちていたら、『落ちていたよ!』と本人に渡す社会はもう幻想になった。